「優しさは意外と罪深い」左様なら今晩は Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
優しさは意外と罪深い
アパートの部屋から出られない若い女性の幽霊と、幽霊と暮らすことになったサラリーマンの話。
同棲していた彼女が出て行って早々、以前この部屋に住んでいたという白い服を来た幽霊が、ポルターガイストと共に現れて巻き起こって行くストーリー。
会社の隣席の圧とか、チャラい故人情報がーな不動産屋とか、お供え物とか、面白いところもあったし、基本コミカルな雰囲気ではあるけれど、どうもテンポが悪くてイマイチノレず。
そして働いていたとか、この部屋を選んだ理由とか、男の人と付き合ったことがないとか、色々としっかり憶えているのに、生きていた時の記憶は無いとか自分の名前すら憶えていないとか言っちゃう超ご都合主義というか温いというか粗~い設定で、そこももう少しなんとかならなかったものかね。
生きている人と幽霊という変わったところはあるけれど、結局のところはある意味普通の恋愛映画という感じもしたし、もっとテンポ良く面白おかしさ全開の方が良かった様な気がした。
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