劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室のレビュー・感想・評価
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最後のエンドロールに感謝
ドラマからTokyo MERのファンです。
喜多見チーフの腕となかなか他の医療ドラマではみられなかった的確な指示。
もちろんドラマだし、映画だしもっている部分は十分にありますが、はらはらしながら、それでもすかっとするほんとに大好きです。
しかも、エンドロールに、いろいろな病院の写真がでてきて、コロナの防護服姿だったり、医療関係に勤務しているので、涙がでました。
ほんとに現場はただひたすら、つらくても患者さんのためにあります。
またがんばります。ありがとうございます。
エンドロール、ほんとに医療現場にリスペクトいただいて、ありがたかったです。
ドラマシリーズ観ていなくても大丈夫。
新鮮味はないけど
「ドラマの映画化?どーせ、あの感じなんでしょ?」
と、ちゃんと観たこともないクセに、偉そうにタカを括っていた私だが、イヤに評判の良い映画があるとのことで劇場を予約。
テレビドラマは一回も観ておらず、鑑賞前日に第1回の放送分を確認。「あ、コレ良いかも」くらいの感覚で劇場へ。
朝イチ上映回だがほぼ満席。
映画そのものは、まあ、言ってみれば「コード・ブルー」「海猿」「踊る大捜査線」的な映画であることは予想できていたワケだし、実際に予告編で起きる以上のことを期待すると、そーでもない。
まさに、誰もが想定する「そういう映画」であることは現実にその通りなのである。
ただ、見せ方でこんなに違うのか、と驚かされる。
まずは役者たちの好演。
プロフェッショナルの技術と矜持と覚悟がひしひしと伝わってくる。
おそらく、現実の医療の原則からは逸脱してる部分もあるんだろうけど、大事なのは「説得力」。喜多見先生の指示ひとつひとつ、患者にかける声の一言一言が、魔法のように聞こえたのは、多分私だけではないはず。
鈴木亮平って、完全に顔は「コワモテ」タイプなのに表情がすごく良い。
そして、テンポの良さ。
次々にあちらこちらで複合的かつ断続的に起こる事象、そして、その都度「選択」を迫られる登場人物たち。
そのドキドキが最後まで継続する。
私が単純に歳を取ったからなのか。
古い友人が救急医療の現場で働いていたからなのか、上映時間の8割ほどの時間は目がずっとウルウルしていた。
一つ気になるのは、おそらくお決まりっぽい最後の「ゼロですっ!」ってヤツ。
もちろん「死者ゼロ」がこの分野においては最上の目標だとは分かるけど、隊員たちの必死な活躍で守られた「生命」「家族の安心」「子供の将来」が、結局「数字」に置き換えられる薄情な感じというか…。
とはいえ、なんということもないシーンにも、すごく熱量があって、エンターテインメントとしては最上級。
ただ、繰り返しになるけど、観る前に想像した通りの映画です。
でも、観てみて損はありません。
喜多見&音羽
観たら実感する
TOKYO MERファンなので楽しめました。
TOKYO MERの他に、YOKOHAMA MERという精鋭救命医療チームが新たに登場します。
爆発して炎上するランドマークタワーに飛び込んで、救命活動するTOKYO MER、消防隊の活躍が、一番の見所です。
予告編だけでは、この作品のストーリーは分からないので、TOKYO MERファンなら、大スクリーンで観て後悔しないでしょう
映画化大正解!
鈴木亮平がブルース・ウィリスに見えてくる
今まで見た映画で一番良い作品でした。
本作が人気シリーズとなったのは指示も的確でスピーディーな手術シーンと畳みかけるようなクライシスシーンにあります。
2021年にドラマで放送され東京都を舞台に、最新の医療機器とオペ室を搭載した走る緊急救命室(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」(東京モバイル・エマージェンシー・ルーム)の活躍を描く本格救命医療ドラマです。彼らの使命はただ一つ…『死者を一人も出さないこと』。
物語はTOKYO MERが正式運用を開始してから2年の月日が流れていたある日のこと。横浜・ランドマークタワーで、放火による爆発事故が発生します。数千人が逃げ惑う前代未聞の緊急事態に。地上70階の展望フロアには193名が取り残されているとの情報がもたられます。
爆発は次々と連鎖し、人々に炎が迫り、混乱のなか重傷者が続出しますが、炎と煙で救助ヘリは近づけません。まさに絶体絶命の危機のなかで、神奈川県の要請を受け出動することになったTOKYO MER。
そんな彼らの前に現れたのは横浜市に創設された厚労省直轄の救命救急チームYOKOHAMA MERでした。展望フロアに取り残された人々を救出に向かおうとするチーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)に対してYOKOHAMA MERチーフの鴨居友(杏)から待ったをかけられてしまうのです。TOKYO MERのモットーである「待っているだけじゃ、救えない命がある」と、対するYOKOHAMA MERのモットーは「危険を冒しては、救えない命がある」とまさに正反対の考えを持っていたのでした。そして背景には、ふたつのチームの対立を煽り、TOKYO MERを自分たちの管理下に置きたい厚生労働大臣の両国隆文(徳重聡)が暗躍していました。
そんな中、193名の中に喜多見と再び再婚した千晶(仲里依紗)の姿もありました。千晶は妊娠後期で、切迫早産のリスクを抱えていたのです。現場に突入した喜多見は医者として、夫婦として最大の決断を迫られる事になります。絶望的な状況の中、喜多見の脳裏には2年前喜多見から処置を受けるも、治療の甲斐なく息を引き取ってしまった妹の涼香(佐藤栞里)の悲劇がよぎります。涼香の死によって打ち砕かれた死者ゼロと言う信念。もう誰も、死なせはしない!喜多見とTOKYO MERの戦いが始まります。
いつもながらTOKYO MERのメンバーは、どんな危険も顧みず、レスキュー隊隊員たちと一緒に現場に取り込んでいきます。毎回無事助かっているからいいものの、あんなこと毎回やっていたら、絶対にどこかで犠牲者が出て、統括する赤塚梓知事(石田ゆり子)の責任問題となっていたことでしょう。それでも「死者ゼロ」を合い言葉に、無謀な救助活動にのめり込で行くところが、ドラマ的には面白いところ。
でも現実に考えてみたらYOKOHAMA MERの鴨居の信念である危険を冒しては、救える命も救えなくなるではないかというのももっともなものです。ただ本作では、今手を差しのべなければ救えない命がある事態に直面して、そんな鴨居の考えがどう変わるのかということが本作の見どころです。
またドラマ版でチームを離れ厚労省MER推進部統括官としてMERを全国の政令指定都市に拡大する計画を進めていた音羽尚(賀来賢人)は、今回のランドマークタワーの火災現場ではMER統括官として全体指揮を執っていました。鴨居とは昔恋人の関係にありました。また上司が両国大臣であることから、当初は喜多見の行動を監視し、押さえ込む役割を演じていたのです。しかし、昔の仲間がピンチに陥ったとき、官僚の仮面をかなぐり捨てて、ドクターとして覚醒する音羽の本心を見せるところもよかったです。
さらに喜多見と涼香に好意を寄せていた音羽を突き動かす涼香を死なせてしまった喪失感が、救出劇全般に色濃く漂うことも、ドラマ版を見てきたものにはこころ打つ展開となりました。
ところでドラマ版の最後の最後で喜多見は見事と別れてしまっていた千晶と再婚にこぎ着けたというのに、離婚の原因となった家庭を顧みず仕事にのめり込むことを、またやらかしてしまっています。千晶は切れて横浜の実家に帰ってしまい、今回の事故に巻き込まれてしまうのです。喜多見の見せるうろたえぶりは見物でした。
救出を通じて深まった夫婦の絆。本当にお幸せにといいたいですね。
松木彩監督は、日曜劇場で福澤監督と『半沢直樹』や『下町ロケット』などの人気作を演出してきました。本作が人気シリーズとなったのは指示も的確でスピーディーな手術シーンと畳みかけるようなクライシスシーンにあります。
劇場版は、ドラマ版を見ていなくても楽しめるないようになっていますので、ぜひご覧になって救命医療のあり方やドクターカーの必要性について考えてみるきっかけとなればいいと思います。
せりふ量やっべ。
皆様に質問!開始5分で涙ぐんだ人いますか?
絶対に泣くのがわかってたので、後ろの端っこの席を確保して、鑑賞しました。
お約束通り、事故現場からストーリーが始まるのですが、始まって5分で気分も昂ってたこともありなぜか、救出シーンで泣いてした。
周りは誰もないてないのに・・
やっぱり歳を取ると涙もろくなって困ります。
同じように始まって5分で泣いた人いますか?
肝心な内容ですが、ドラマの流れ通りだったので先読みしてしまいがちでしたが、それでも楽しめました。
TVドラマを見ている方がストーリーにも入りやすいと思いますので、ドラマを見てなかった方は、全話見てからの鑑賞をお勧めします。
ドラマで出演していた懐かしいキャストが総出演!
横浜MERの鴨居チーフも超ムカついたけど、最後はかっこよかった!
最初、奥さんの千晶がなんて夫を理解しない悪妻に見えましたが、中盤患者を第一救い出すように言う時は、もっと夫に構って欲しかっただけだと、理解しました。
全てがお約束通りの内容で、わかっていても楽しめました。仲間との絆はやっぱり最高!
ドラマを見ていた方は絶対鑑賞すべきです。
GW、映画でも見ようかなぁと思ったらこれ!見る人選ばず、裏切りません!
とにかく!ハリウッドばりのド迫力!
炎が迫り、次々と危機が迫り
手に汗じっとり握りしめながらこちらが見守る中、
懸命な救助活動が続く…
あっという間の2時間
全く、気をそらさせない
俳優陣の気迫の演技とロケやセットなど
シーンの作り込みはハンパなかった!
喜多見チーフのキャラがまたいいよね
現場では、冷静で優秀な救急医だけど、
家庭人としては欠陥だらけ
それを自覚しつつも、明るくごまかすしかできず…
そんな、おちゃめでクールすぎないリーダ像は新鮮!
鈴木亮平、ハマり役ー
賀来賢人の音羽もよかった
セリフもアクションも少ないのに、
伝わってくるものがあった
まー、
これはありえないよねーとか、ちょっとあざといよねーとか、
そういうところは置いといて、
GWを楽しむエンタメムービーとしては
かなりの完成度だと思います!
リアリティはないけれど…
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