劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室のレビュー・感想・評価
全310件中、261~280件目を表示
待ってるだけじゃ味わえない感動がある!
毎週泣きながら観ていたテレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版。すでに予告だけで目がうるうるして、公開をずっと楽しみにしてきた本作。もちろん公開初日に鑑賞してきました。期待以上の出来ばえで、開幕1分で目が潤み、その後も何度泣いたかわかりません。
ストーリーは、横浜ランドマークタワーで放火による大規模火災が発生し、高層階に取り残された人々を決死の覚悟で救出する救命医療チーム・TOKYO MERの活躍を描くというもの。基本構造はテレビドラマと同じですが、今回はスケールが大きく、YOKOHAMA MERとの対立、厚生労働大臣の陰謀、さらには喜多見と再婚して妊娠中の千晶の救出も加わり、物語をおもしろくしています。
とにかく喜多見の生きざまが熱すぎます!医療ものは、奮闘する医師の姿がただでさえ涙腺を刺激するのに、そのさらにずっと上を行く喜多見の言動には、心を鷲掴みにされ、激しく揺さぶられます。喜多見は、医師として絶対に命を諦めない、そのためには何一つ躊躇しない、どんなに切迫した状態でも冷静に判断する、仲間を責めず見捨てず信じ抜く、もちろん己の体と技術の鍛錬は怠らない、そして誰に対しても笑顔と優しさを忘れない、そんな男として描かれます。もはや欠点がなさすぎて怖いぐらいです。それなのに、この聖人君子のようで現実感の薄くなりそうな喜多見という人物を、嘘くさく感じさせないのが、鈴木亮平さんの卓越した演技力と滲み出る彼自身の人柄です。余人をもって代えがたいとは、まさにこのことです。
そんな喜多見の奮闘ぶりに負けず劣らず熱いのが、MERメンバーと彼らを支えるスタッフや協力関係機関の人たちです。時には互いの主張をぶつけ合い、時には全てを投げうって支え合い、己の役割を全うする姿がとにかく熱いです。プロの矜持とそれによって結ばれたチームの絆が、患者のみならず、私たち観客にも勇気と希望を与えてくれます。また、本作はフィクションではありますが、エンドロールで映し出された本物の医療現場の写真も胸熱でした。職種は全く違いますが、私も自分の仕事に全力で向き合い、今まで以上に精進したいと思いました。
本作はドラマ未視聴でも理解できますが、白金大臣や久我山あたりの動きはわかりにくいと思います。また、喜多見の妹の重要度も前もって知っておきたいところです。テレビドラマで描かれた登場人物の人柄や相関、本作公開直前のスペシャルドラマで登場したYOKOHAMA MERとその創設の立役者である音羽の立ち位置など、作品の背景がわかっていたほうが圧倒的に没入できるので、事前にスペシャルドラマだけでも観ておくといいと思います。
まあ、展開が読めてしまったり、ご都合主義が目立ったりもしますが、それは織り込み済みなので気になりませんでした。ただ、放火犯の背景はもう少し描いてほしかったですね。「今野、そこに動機はあるんか?」とツッコミたくなりました。とはいえ、それが大きなマイナスポイントになるほどではないので、ぜひ多くの人に劇場に足を運んでほしいです。待ってるだけじゃ味わえない感動があります!
キャストは、鈴木亮平さん、賀来賢人さん、中条あやみさん、小手伸也さん、菜々緒さんら、テレビドラマ版の俳優陣が息のあった抜群の演技を披露しています。ここに杏さんを迎え、鈴木亮平さんとの演技合戦が作品を盛り上げます。
一心不乱!!救える命と救えなかった命
鶴見辰吾さんグッジョブ!!!!
この作品はこの劇場版で初めて見ましたが、とても見応えあり面白かったです!!
また自分が災害現場に巻き込まれたら、たとえ軽症でもパニックで我先にと非常階段などへなだれ込むと転倒その他が起こるので、難しいかもしれませんがなるべくあの場にいた中学生達のように、「私は比較的動けます、何か手伝えることはありますか?」って、
その場の皆で力を合わせて危機を乗り越えられる、そんな一般人でありたいと思いました。
またどうしても動けない危機的状況なら、せめて近くの物をつかって音を出し、救助隊に自分の居場所を知らせることがとても重要だと改めて教えてもらいました!!!
そして。。鶴見辰吾さんが超絶グッジョブで、拍手!!!!
良かったです!!
そうだよテンプレ通りだよ。そこがいいんだ!
ドラマから知っている人は見て損は無い!
いや、見るべきだ!と強く思う。
劇場版を作る意味とは、無料のテレビから有料の「続きは○○で」という視聴者を舐めたセリフで人集めをしようという姑息なやり方ではなく、スケール感とテレビではできない表現で観客の集中力を惹起してこそだとおもう。
だから、肩透かしを食らうと普通の出来でもこき下ろすことになる。その点コナンの映画は放送がベイカー町で起きるその辺の話なのに対し、映画はスケールが全然違う。
前置きが長くなったが、TOKYO MERはその点いつもの人達が出ていること以上にスケール感がアップし、相変わらずのハイテンションで突き進む爆走機関車だ。
2時間があっという間なのは、キャストのセリフ回しの的確さとハイテンションを緩ませないカット割りにあると思う。
正直いって、ビル火災は仮想であっても酷すぎるけど、多分に京アニの事件を下敷きにしていると思われるし、主人公は死なないの法則に従い、気が狂いそうな絶体絶命の時に、要潤や賀来賢人、杏ちゃんがそれぞれのタイミングで予定通り現れる。仲里依紗も死んじゃうって時にそうなるだろうってタイミングであれが起きる。
だよねー!
そして音羽さんカッコよすぎ。いつの間に仕込んでたの?
最後は死者ゼロです!からの「ご苦労さま」からのーヤッターまさにお約束。でも、わかっていてもカタルシスはある。
修学旅行に来ていた中学生の純粋な心に打たれたおじさんであった。
いけ好かない大臣が椅子から転げ落ちるようなことに陥ればもっと良かったなあ。鶴見辰吾の裏切りくらいでは足りないなあ。と思ったのでマイナス0.5。もっとふりきってほしかった。あとは文句なし!
佐藤栞里のエピソードで涙腺がユルユル
ずるいよ、あんなところで涼香(佐藤栞里)のエピソードを差し込むなんて。涙腺がゆるゆるになっちゃうよ。危機連発は、お約束だとわかっていても、鈴木亮平の熱演が、そんなことを忘れさせてしまう。
プロローグでの乗客のわざとらしい演技には、先が思いやられた。ところが、鈴木亮平が登場して、治療を始めてからは一気に場が締まるから不思議。鉄板のタイムリミットシーケンスも爆発音がリアルでホントに緊張する。
TOHOシネマズ日比谷プレミアシアターの音響はすごい。追加料金なしでこの音だったら、めちゃくちゃお得じゃないの。
ドラマの劇場版は、ハズレが多いからあまり期待していなかったが、これは当たりでございました。
追記
エンディングで流れる平井大の『Symphony』が心に染みる。この曲を今日だけで20回は聴いた。聴くたびに感動が蘇る。
予告がピーク、、じゃない、特盛映画
予告でだいたいストーリーがわかってしまうけど、、それ以上何かあるのかと思いつつ、録り溜めていたドラマを観てから行きました。
ドラマから言えるのですが、そんな訳ないとか、命がけの救助ってありえないとか思っていましたが、相変わらずです。
ただ、リアリティが無くてもドラマとしては特盛で感動してしまいます。
リアリティが全てではなく、韓国ドラマのような特盛演出ですが、これはこれで良い。
ちなみに、、、ストーリーはある程度予想の範囲内ですが、予想以上に泣けてしまう。
弦巻の成長と、、、
エンドロールにも感動しました。
ドラマから観なくても十分楽しめますが、各キャラが分かるようにドラマから見ることをおすすめします。もっと言えば、ドラマからのフリが効いてくるのでドラからの鑑賞を。
壮大な凡作。まあイイんじゃないファミリー的には❗️【個人的にタワーリング・インフェルノの方が・・・
典型的なTV局作品。
安定している。理想は素晴らしい👍
ファミリーでも安心の 佳作
鈴木亮平が好演 言う事なし ただ税金で横浜に基地は置かないよ。まぁそれはフィクションだから許容範囲⭕️
とひと通り 差し障りのないように 褒めたところで
本音言うと
・おばあちゃん👵ほっといて、妊婦優先して、早く逃げんかい💢
・イヤイヤ 高層ビル 火事は 避難が大変、手術なんて後回しにせい💢
・それと理屈的に言うと 不衛生極まりない環境で、応急処置以外は
エイズ、肝炎、エボラ ありとあらゆる 感染症の宝庫だ❗️手塚治虫ブラックジャックですら応急処置が殆ど
・イヤイヤ東京都がなんで横浜出張るのか意味不明、バカですか💢
・厚生労働大臣が災害現場、当日行くバカな政治家はいない。官房長官といい力学が違和感MAX
・鈴木亮平が足怪我したのに・・避難過程は都合よく省略
と ツッコミどころ満載すぎ
鈴木亮平がとにかく頑張っていて
【海猿】と違う逡巡 は良かった それが人間
【海猿】仲間を簡単に見捨てすぎだった
だが 医療ドラマとして 前半の 導入部のスピード感は良かった。
しかし コレ 災害現場 だから
当然のことながら【タワーリング・インフェルノ】との比較となる。
スティーブ・マックウィーン ポール・ニューマン
残念ながら
世俗の垢にまみれたジジイ 的には 全然、タワーリングの足元にも及ばない
また、手塚治虫のブラック・ジャック ドクター・キリコが見たら激怒😠確実💢
イイ作品ですよ。ファミリーにオススメの快作品、素晴らしい
素晴らしい、素晴らしすぎて NHK教育臭が・・
ダイバーシティも素晴らしい 最高ですよ 良い子の皆んなには
有料パンフ、袋とじならぬ、袋入りのポスター入り 個人的にはこの小細工は要らない。
皆んな頑張った❗️素晴らしい ゆとり世代の方是非どうぞ 感動しますよ❗️
喜多見医師の一生懸命な姿に涙。
横浜ランドマークタワーで爆破テロ、そこに居合わせた別居中の千晶(仲里依紗)、タワー上層階に取り残されてしまった客と千晶と小さな命を救う話。
冒頭の飛行機内のシーン、小さい子供とお母さんへ優しく対応、声掛けする喜多見医師の姿で泣けてきてしまった私。
いつもポーカーフェイス、冷静な音羽(賀来賢人)、だけど仲間想いのいい奴!
音羽いつ出動するんだ!?と思って観てたけどいい場面で動くね~、音羽の控えめ、静かな優しさにも涙。
観てて千晶は犠牲になってしまうのかと思ったんだけど結果オーライ、千晶、赤ちゃん共に無事で良かった!!
ドラマシリーズの劇場版って以外と普通だな!と思ってしまう作品が多いんだけど本作はホント面白かった!
鈴木亮平さんって数いる俳優の一人位にしか思ってなかったんだけど2月頃に公開された「エゴイスト」からホント好きになった俳優。
これからも陰ながら応援したいと思う!面白かった!!
紛れもなく劇場映画化作品の最高傑作の一つ
2021 年に放映が開始された救急医療をテーマにしたドラマで、MER とは Mobile Emergency Room(移動式緊急救命室)の略である。僅か2年で医療ドラマのトップに躍り出た感のある完成度の高さは驚嘆すべきレベルで、私はこれまでの全放送回を見ている。映画中で人物の設定や関係性は一切語られていないので、ドラマを見てから鑑賞されるように強くお勧めしたい。
テレビシリーズの劇場版映画化というのは昨今の流行であるが、テレビドラマと劇場版映画の違いは、端的に言って料金を払ってまで見る価値があるかということに尽きる。率直に言って、映画化する価値があるとは思えない作品にこれまで散々出くわしてきたが、本作は紛れもなく大変な傑作であり、この映画の真価を見るためには、レンタル等に金を払ってもこれまでのシリーズを見るべきだと思う。
140 分を超える長さが全く気にならず、一瞬も無駄なシーンがない。これほど濃密なドラマで頭の中を掻きむしられるような思いをしたのは本当に久しぶりである。事故現場に取り残された群衆にも役割が与えられていて、分散化してしまった現代人に、見える形で助け合いの重要性を教えてくれているのには本当に感心した。この脚本家は只者ではないと思ったら「キングダム」の人だった。
ご都合主義のところがない訳ではない。例えば現場で手術ができると言っても患者は1人が限度であり、2人以上の手術が行える体制にはないので、そうしたシチュエーションが避けられている。もし現場で手術が必要な複数の患者が発生した場合には、助かりそうな人から順番をつけるしか対応法はない。これが真の意味でのトリアージであるが、これまでそのようなシーンは出て来なかった。
ところが今作では、究極の選択を迫られる事態に陥り、主人公の迷いが見る者の心を鷲掴みにするようなところがあって、本当にドキドキさせられた。それぞれの人物が持つ価値観と、ギリギリの状況でどのように判断するのかがこれ以上問われる場面があるとは思えないほどである。全ての登場人物にはそれぞれの思考のバックボーンがあり、それがこれまで手を抜かずに綿密に描かれて来たからこそのリアリティなのだと思われた。このためにドラマを見る必要があるのである。
主演の鈴木亮平の存在感にはとにかく圧倒された。「虎狼の血 LEVEL2」の極悪非道なヤクザの組長を物凄い迫力で演じた同じ人とは到底思えない。間違いなくアカデミー賞レベルの演技だと思う。共演者の面々も存在感がしっかりしていて、まるでシェイクスピア劇の登場人物のように、それぞれの意思を感じさせている。厚労大臣役の徳重聡も憎まれ役を好演していた。それにしても、第二の裕次郎を発掘というキャンペーンで颯爽とデビューしたのに、このポジションというのは本人も残念なのではあるまいかという思いは拭えなかった。
音楽も演出も抜けているところがなく、映画の面白さをとことん見せてくれている。これが映画の面白さである。このレベルに達していないものは容易に劇場化などするべきではない。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点。
間違いありません
迷いはどこかへ
水戸黄門だと思えば
2023年劇場鑑賞95本目。
映画化すると聞いて正月休みに録画しておいたドラマ版を視聴。いや最近このパターン多すぎ!現在は緊急取調室の話数の多さに辟易しながら観ています。
ただ、フジテレビの愚策と違い、スペシャルドラマは劇場公開に余裕を持って放送してくれたのでちょうどいい感じであの感覚を思い出しながら鑑賞できたのは良かったです。前日とか公開二日目に前日譚を放送するとかアホすぎます。
元々のドラマが事故や災害現場にレスキュー隊と一緒に突っ込んでいって死者0を目指す医療ドラマなのですが、死者0って着いたときに亡くなっていたらもうどうしようもないわけで、絶対着いたときに全員生きているというまずありえない状況が必要な訳です。それに加えて医療ドラマに政治家が潰そうとあの手この手で圧力をかけてくるのもめんどくさい設定ですし、都知事が「私が全責任を取ります」というパターンや、もうだめだ、となったときに必ず音楽とともに曲がり角や暗闇や煙の中から救援が来るのも確定していてはいはい、というのが毎回続くドラマでした。
あんまり面白くないな、喜多見チーフの「ですね」という口癖も鼻につくな、と思っていたのですが、水戸黄門の毎回同じパターンで話が進んで終わってもあれはあれで面白かったように、もうそういうものだと思って観たら意外と楽しめました。
ジェシー演じる新人MERドクターが「こいつら狂ってやがる・・・」みたいな感じでみんなを見ていて、ドラマ版を経て全員喜多見化してしまったメンバーたちは確かに冷静に考えるとちょっとイカれてるよなと自分も思いました(笑)
後ドラマ版では冷たい感じだった鶴見辰吾演じる官僚が、徳重聡演じる大臣を見る表情に何か違和感を感じていたのですが、ちゃんと意味のあるお芝居だったのですごく良かったですね。
涼香もう無理泣けるって
鈴木亮平さんがまたイケメンすぎて良かった!最初から泣けた。近隣の県の応援医療機関が来た時はマジで号泣でしたー!涼香って言いながら救命してるシーンは映画館で見たらたまらんやった。
最高です!
待ってるだけじゃ救えない命があります。
毎回死者0を目指して成し遂げる凄さ、色んな意味で共感、頑張れって応援しちゃいます。家族も患者も助ける自分の命が危険でも目の前の命に向き合う姿勢は圧巻です。説明ではなくその場に引き込まれてしまう、素晴らしい映画です。裏話も知りましたが大変な撮影なのに役者の方には完璧だなって思わされます。だからまたみたいと思うんですよね
皆が思ってるほど
58本目。
この間の日曜は観たい映画、ほぼ満席で消化不良気味。
この劇場なら今回は大丈夫だろうと思ったら、辛うじて前側2列が空席。
ちょっと予想外。
で、ドラマ観てないのは何時もの事だけど、この枠のドラマのイメージ、芝居臭い、いや分かりやすいと胸熱。
ストーリーも実際そうなんだけど、医者が救助より先行った時点で、性格悪いスイッチが入ってしまう。
でもこれって、ヒーロー戦隊もの?ヒーロードラマ?な作りが見え過ぎるし、イメージ通りの芝居の分かりやすさ、いや表情とか作り過ぎじゃないって感じが気になってしまうし、この作品に限っては信念があるんで、トリアージする意味がない。
全体的に力技で押してる感じで、そこをどう観るかなのかで、先述通り、スイッチ入っちゃたからなと。
全310件中、261~280件目を表示