劇場公開日 2023年4月28日

「臭いセリフが良い!緊迫と笑いがちょうど良く苦しくない!」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 おもちまろ。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5臭いセリフが良い!緊迫と笑いがちょうど良く苦しくない!

2023年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

ドラマ版から大好きな作品!
連ドラもSPドラマもしっかり振り返って映画鑑賞🎬
GW初日にMER大ファンの母と2人で映画館へ行きました✨

ドラマからのお馴染みメンバーも新メンバーも最高な映画でした🚑❤️

お決まり展開や臭い台詞が良い!
ワザとらしさがまた良いスパイス🥹💕
お笑いパートもしっかりあって緊迫を良い具合に解してくれるので128分が苦しくない!

ある程度の相関図等の知識があった方がより楽しめるけど、かなり回想シーンで説明してくれるので初見さんにも優しい映画でした!

ドラマ版以上に、自分も現場に居るかのような気持ちになれる視点と目線の作品。
医療・救援現場にいつ自分も遭遇するかわからない。
いつだって当事者。

改めてこの作品はヒーロー達のドラマですね。
この作品の"ヒーロー"には誰だってなれます。
自分の身が安全ならば、知らない人でも困っていたら助けあったり声をかける勇気があればもう既にヒーロー。

エンドロールにも目頭が熱くなります。
フィクションの映画作品じゃない医療のリアル。

私の祖母が入居している施設でコロナ集団感染があった時、私は面会も出来なければ病院に近づくこともできませんでした。
母は入院の手続き等で病院に行っていたのですが、まさにこのエンドロールで流れた光景だったそうです。
「ビニールシートで分けられ、防護服の先生達が懸命に頑張ってくださっていた、あの光景を思い出して、エンドロールで再び泣いた」と母が語っております。

本編はフィクションの物語だから、お決まり展開だったり、都合良く展開されているところもあります。
このエンドロールで、フィクションじゃないリアルな現場で今この一瞬も戦っている人がいると強く実感します。
医療従事者の皆さんいつもありがとうございます。

フィクションの物語としても楽しめるし、実際の医療従事者の方々にも尊敬と感謝をも感じられる素晴らしい作品です!

おもちまろ。