「死者0デス!・・・DEATHね~」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
死者0デス!・・・DEATHね~
約3週間ぶりの映画館鑑賞となりました。皆様、お久しぶりでございます。仕事に夢中になってたこともありますが、一旦外に出なくなるとTV鑑賞ばかり。しかも劇場版が公開される前にTVシリーズも見ちゃえ!てな感じで、サブスク万歳的引きこもり体質になってしまいました。皆さんもお気を付けてくださいね。今日もアマプラで劇場版コナンの『天国へのカウントダウン』と『銀翼の奇術師』を見てからの映画館鑑賞・・・内容が被ってる!
そんなこんなで感想文の書き方すら忘れてしまい、鈴木亮平演ずる喜多見チーフが「ですね」を何回言うのかカウントし始め・・・結果、4回まで数えたところで映画に夢中になってしまいました。いやはや、TOKYOMERやりすぎやろ!感満載で、賀来賢人演ずる音羽医系技官の元カノ発覚?結婚させられる?などという展開に驚いてしまいました。言ってみれば、賀来千香子の甥っ子という俳優一家のような賀来賢人に渡辺謙の娘・杏というサラブレッド同士。しかも、TOKYOMERのライバルとなる YOKOHAMA MERの新設というメインストーリー。患者の奪い合いとか、「待っていては救えない命がある」という東京都知事直轄の救命チームに対して「安全な場所で待っていなくては救える命も救えない」と主張する厚生労働省管轄の横浜チームという構図。さらには医療現場から離れた政治家と都知事との対立構図。決死の救命描写との対比がやり切れなさをも訴えてくるのです。
TVシリーズでも毎回泣かされてしまいましたが、そのおかげでパブロフの犬状態になって空港事故から涙腺崩壊。緊張しまくり、心臓バクバク、脈拍上昇、尿意切迫・・・観客席にも医療チームよこせ~と訴えたくなるほど没入感が高まってしまいました。戻って来い!戻って来い!俺・・・
ビル火災映画と言えば大御所『タワーリング・インフェルノ』を筆頭に、『バックドラフト』、『スカイスクレイパー』、韓国映画の『ザ・タワー』そしてコナンの『天国へのカウントダウン』などなど多くの作品が挙げられますが、この作品ではなぜかエレベーターがほとんど出てこないという珍しさ。まぁ、医療系作品ではあるので他作品とは差別化を図っているのでしょう。いや、もしかしたら、エレベーターを描くと屋上へ移動して救助ヘリを待てばいいというツッコミを避けるため、もしくは壮大なVFXが面倒くさかったんじゃないかと勘ぐってしまいます。
映画では心臓移植の名医・高輪千晶(仲里依紗)が元夫と復縁して子どもを授かるという幸せな一面を描いていましたが、リアルで幸せな結婚を発表した中条あやみ。シリーズ最初ではまだ研修医だったのに成長した姿も見られる。おめでとう!一方で、「死者0」を続けていたMERだったが、シリーズ最後に妹を亡くしてしまった喜多見チーフ。むちゃくちゃ泣かせてくれたドラマ終盤だったのですが、本作では追い打ちをかけるように過去シーンを何度も流してくる。中学生たちの純粋な心に涙したばかりだというのに、次から次へと涙腺刺激波状攻撃をかけてくるようなものだ。
東京には住んでないからわからないけど、登場人物はそれぞれ東京の地名に由来しているとか。小ネタは多いし、政治家の姿勢も上手く取り入れている物語。さすがに今回の現場にいち早く到着する厚生労働大臣なんてあり得ないところは残念でした。東京都知事役の石田ゆり子のキャスティングなんてのは現職百合子を皮肉ったものか?色々奥が深い。
そんな中、この劇場版で印象に残ったのはゾンビ消防士のシーンと、ヘッドセットを外したのに司令室に連絡しようとしていたチーフの姿。それにしても主演の鈴木亮平って凄いですよね。ヤクザ役、西郷隆盛役、変態仮面・・・多彩です。今作でのセカンド・ドクターだった賀来賢人とのコンビも最高!『俺物語!!』に対して『今日から俺は!!』ですもん。
kossyさん
やっと鑑賞できました(^^ゞ
とにかく、MERチームの活躍に感動でした。
>政治家と都知事との対立
何だかそういうのは嫌だなって
でも、ラストは
石田ゆり子東京都知事の
ガッツポーズで決まり良かった~