劇場公開日 2023年4月28日

「医療系レスキュー隊としてたらドラマ度半減。」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0医療系レスキュー隊としてたらドラマ度半減。

2023年4月30日
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ドラマは毎週楽しんでたし先日のSPドラマも鑑賞済で期待高めで着席。ドラマ観てない人でも分かる様にちゃんと説明してましたね。逆に観てたから予告編で謎だった事もスッキリ回収された。
確かにこんな危ない医療機関が存在してたら反対する人だらけだと思う。誰か1人を救う為には自分が死んでも構わないって事でしょ。それって沢山の人を救えないって事になるじゃん。待ってなきゃ救えない命の方が多いと考えるのが普通だよね。
危ない東京チームのリーダー喜多見と正反対の意見を持つ横浜チームのリーダー鴨居、観ていて両方とも間違いではないと感じていたが、本人達ではなく政治家が対立させて勝敗をつけようと動いていた。こんな事、案外あるんじゃないかな。
ストーリーとしては意外な展開はほぼなく、火災から人々と妻を助ける為に頑張るだけ。ただ、その展開がドカドカ楽しい。お、この事件はこれで終わりじゃんって思った途端、ドカーンの繰り返し。現場で被害者の子供達が人助けに協力してくれるシーンでジワッ。ラストは喜多見夫婦が亡くなってチームを鴨居が引き継ぐんじゃないかと想像。そのくらいやばい流れだった。とても良かったのが元メンバーの音羽の立ち位置、ドラマの時から喜多見と対立してたけど、鴨居と同じで間違ってはいないんだよね。テンポも良く色々考えてさせられて結構ウルウル。もしMERの設定が医療系レスキュー隊だったらドラマ度半減だね。
めっちゃ楽しめました。

涼介
満塁本塁打さんのコメント
2023年4月30日

現実としては災害から全員助かって欲しい。OK🆗ですが、ドラマとしては物足りなかったです。フィクションなので。イイねありがとうございました😊主人公亡くなるバージョンの方が良かった。フィクションなのに安全パイ。 イイねありがとうございました♪😊

満塁本塁打