「アラナはゲーリーのボーナスライト💡」リコリス・ピザ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
アラナはゲーリーのボーナスライト💡
2021年製作の1973年頃のロス(L.A.)を舞台にした映画。
50年前のハリウッドを懐かしめるかどうかにかかっている。
アメリカ人とおぼしき外人カップルが並びにいらっしゃった。二人ともワインの瓶をドリンクホルダーに入れていた。
ワイルドだろ~
1970年代はまだ生まれてないはずだが、昔の映画の知識があれば楽しめただろう。
面白かったけど、映画の知識が足りないので、テーマは何だったかと訊かれてもちょっと困る。
16歳を迎えた子役俳優のゲーリーとひとまわり歳上の子役専門の写真スタッフのアラナの業界ドタバタラブストーリー。しょっぱなからアラナのびーちくが目だって、気になって仕方なかった。1973年にはノーブラが流行った?
たくさんの挿入曲はコンピレーションアルバムそのもの。リコリスビザとはアナログレコードを差す俗語らしい。
イーグルスに1975年に加入したジョー・ウォルシュのJames Gang 時代の Walk Away が後半の山場(ピンボール場からゲーリーがアラナの元へ走る場面)でかかって、とても嬉しかった。
大森一樹監督の風の歌を聴けや1973年のピンボールで女性に擬人化されたピンボール台が「あなたのボーナスライトでいられるように祈っているわ」みたいなセリフがあった。ゲーリーには子役から実業家を経てプロデューサーに成った実際の人物モデルがいるらしい。アラナはゲーリーにとって、ほんの一時期でも何度も挑戦できるボーナスライトだった。
冒頭、子役上がりのませガキの猛烈アタックしつこいなぁ。TILT ランプがついちゃうぞ。って思ったんだけどね。
ウォーターベッド
ピンボール
ポンティアック ファイアーバード
ハリウッド・ドリーム
カルフォルニア・ロール
ホテル・カルフォルニア
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