「信じるものは…」連鎖 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
信じるものは…
8歳児程の知能の知的障害を持つ30代男性の平和な暮らしが崩れていく話。
周囲の人達に愛され支えられ、達精米所を営みながら一人暮らしをするソックの住む村のシェルターに、父親を捜しているというやさぐれ家出少女がやって来て巻き起こるストーリー。
ソックとウンジが仲良くなり、共に行動することが増えていく中でトラブルが起こり、どんどんズレが大きくなって行くけれど、皆が皆話を聞かないし勝手に妄想して決めつけて、しかも裁判までって、ちょっとあり得なさ過ぎて、悲しさとか胸クソ悪さとか、そういうものを飛び越えて、そんなアホなと冷めてしまった。
まあ、流石は情治国家というところなのかも知れないけれど、それにしても極端なこと。
パンの件あたりから、持ち直すのかと思ったけれど何とも中途半端な回収で、全てキレイな終わり方が好みな訳ではないけれど、自分にはハマらなかった。
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