「小林聡美に外れなし」ツユクサ asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
小林聡美に外れなし
タオルの生産ラインだったので てっきり愛媛県だと思って見てしまったら西伊豆だそうで。
どうりで 飛行機にも乗らずに東京に割と(思ったより)気軽に行ってるのか。
タオルと言っても お風呂のあのシャワシャワの方。
というか 国産のがあるんだ!とびっくり。
こういうのって全部 今はもう外国で作ってるのかと思ってた。
その会社での3人の中年女性(言い方はあまり気に入らないけれどこれ以上ピッタリな括りはなかろう)の 三者三様の生き方。
子どもがいて再婚してる人
夫が死に娘がいて お坊さんと恋愛してる人
子を事故で亡くし 自責の念で押しつぶされて酒に逃げるも断酒を決意してる人
それらを取り巻く面々
それには子どもたちも含まれていて。
重みがある作品となってる。
江口のりこはこういう役がほんとにいいなあ。
いろいろ ユーモアもあるんだけど そのユーモアも「笑え!」的なおしつけがましさが1ミリもないのも好みです。
私の年齢的な事もあるでしょうけれど、もう一回誰かと幸せになろうって そういう感覚がなさ過ぎて そのあたりの共感がゼロだったのが 評価それほどでない理由。
私もなんだかんだ言って 未亡人3年目ですが
きっす したい とこんなおっさんに言われたら
(もはや言われる事なんてないので心配はしないが)
その瞬間に嫌いになれる自信があります。
最近は蛙化現象 という言葉もあるらしいですね。
昔はよく 🐸になってたなーーー。
あの頃 この言葉があれば良かったのにな。
そちらにもコメントして来ましたが蛙化現象は心理学用語だそうで以前からあるらしく私が最近知っただけの様です。
私はティーンエイジャーの頃はほぼほぼ毎回蛙になってたので、だから誰かとお付き合いするという結果に至らなかった訳かと判明しました。
相手の皆々様には本当に申し訳ない有り様で、美人でもない自分は何様だよと反省しきりでございます。