「軽過ぎ」ツユクサ 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
軽過ぎ
実力派のベテランキャストを揃えた割に響いてこなかった。
冒頭の隕石衝突のくだりにしろ、Tバックを手にキャッキャッとはしゃぐところにしろ、太極拳もどきのラジオ体操にしろ、物語にアクセントをつけるためのコメディ要素というつもりなのだろうが、今ひとつ。
主要キャストがそれぞれ過去をひきずっているのだが、掘り下げが足らないので感情移入するまでには至らない。
小学生同士のキスシーンも必要なのかな?
江口のりこのバーターで押し込んだのが丸分かりのベンガルの使い方もどうかと思う。
とにかく、脚本が練られていないのかなという感じが強いし、内容とキャスティングがいまいちマッチしていない。
やはり、朝日新聞が絡む映画は駄目だな。
金だけ出して口を挟まなきゃいいのに、
コメントする