「環境が人を作る。」僕を育ててくれたテンダー・バー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
環境が人を作る。
エンドロールのおじさんたちプラス子どもの構図が
カッコ良い。
もっとバーの人達の交流も観たかった。
親ガチャと言う言葉が少し前話題になっていたけど、
なんて事ない人を作るのは環境。
そして、今自分の持ってる手札でなんとかしようと
やってみる行動力が人を成長させるのだと思う。
ベンアフレックのおじさんが渋くて少し悪くてとても
良いキャラだった。
本当に頭の良い人ってのは、言葉に説得力があって
端的で分かりやすく心に残る。
アルマゲドンの頃はあまり好きではないと言うか、
好んで出演作を観る俳優ではなかったけど、
ここ最近は渋みとやさぐれ感が増してとても良い俳優
に思える。
ベンアフレックと反対に父親がとてもダメな奴で、
こうなるなよと言われたことをやる姿は
映画上では気持ち良いくらいに悪い奴だった。
主人公にバーがあり、そこにいるお客さんやおじさんに
父親の姿を求めたみたいに、
親ガチャと嘆く人たちにも、先生や周りの大人たちに
この人みたいになりたいと思える人がいれば良いなと
思いました。
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