「題名と内容はインパクト・ダントツ。私には理解不能!!」女子高生に殺されたい 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
題名と内容はインパクト・ダントツ。私には理解不能!!
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初めからダラダラと新任教師・東山春人(田中圭)のモノローグが続き、
飽きた頃に、東山の担任する生徒・真帆(南沙良)の過去が明かされる。
ここでガバッと目が覚めて、キターッてなったんです。
真帆は11歳の時、ある事件の被害者であり、加害者であったのです。
ここで、真帆が解離性同一症候群(多重人格)であることが明かされる。
これは、キタキター、期待持てるぞ・・・と、思ったのです。
しかし結果この設定はラストの『演劇発表会』のシーンで生かされることはなかった。
なぜ東山はそこまで女子高生に殺されたいのか?
(実際は春人は真帆に殺されたいのです)
真帆の少女期の事件に強烈なインパクトを受けて、理学療法士の実習で、
学生の東山は真帆を担当した過去が、
『殺されること』への強い憧れになったのか?
死ぬなら(死にたい人はすべからく、他者に迷惑をかけずに自力に勝手に死んでくれ!!)
そう思います。
《女子高生に殺されたい》
この気持ちに共感を持つ人が、いったい何処にいるだろうか?
たとえ成功しても、真帆を更に傷つけて殺人者にするだけではないか?
ラストも中途半端でしたね。
元恋人・五月(大島優子)との関係も、もっと突き詰めて、
東山春人が元恋人・五月の生涯の奴隷になるようなインパクトが欲しかった。
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