ミュンヘン 戦火燃ゆる前にのレビュー・感想・評価
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チェンバレン首相の行動を良しとしているのか? どちらにしても、ロシ...
チェンバレン首相の行動を良しとしているのか?
どちらにしても、ロシアとウクライナの戦いを例えているのは明らかだ。
つまり、和平交渉の無駄な事を言っているように聞こえる。
確かに、この時のチェンバレンの判断は間違っていたかもしれないが、今般の戦争は、終わらせる事が一番大事な事。それが、色々な意味に於いて急がれる。
過去にあった争いを使ったフィクションなのだから、ついでに『暗殺者』になっていれば、後一時間位映画は延ばせて、フィクションだから、言いたい事言いまくれば、もっと面白かったかなぁ?
これでは、ただのプロバガンダ映画でしかない。
見る人の殆どがロシアとウクライナの戦争を意識するからだ。
重なる…
ヒトラーがプーチンに、そしてそれに突き動かされるドイツが今のロシアに。歴史は繰り返されるし、人間は学ばないのか、小国が危険な状況に陥ったとき、大国は何もしないで、世界大戦を恐れて、できないでいるだけなのか。。映画は実話ではないが考えさせる内容だった。
歴史は見ている
History is watching us.
ヒトラー暗殺を企てるシーンのセリフ。
ノンフィクションだが、これが実行されていたら歴史は大きく変わっていたはず。
ロシアがウクライナに侵攻して1週間以上。
ヒトラーがプーチンと思いっきり重なってしまう作品である。
We don’t choose the time we live in. The only choice we have is how we respond.
ポールがヒトラーと2人っきりになれそうなポールが、ヒューにこう言う。
生きる時代は選べないが、幸い生き方は選べるのである。
いろんなこと考えさせられた作品である。
チェンバレンさんも楽観的過ぎたのか。
21世紀に誰もこんなことを始めるはずがないと思っていた私達のように…。
途中とエンディングでも流れる曲が印象的。
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