ミュンヘン 戦火燃ゆる前にのレビュー・感想・評価
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オックスフォード出身の友人たちを通して見る第2次世界大戦前のミュンヘン会談
Netflixで見ました。
イギリスの作家ロバート・ハリスの世界的ベストセラー小説を映画化されたもの。
ミュンヘン協定を阻止しようとするドイツ外交官とイギリス外交官の物語。
歴史的瞬間を映画を通して見れて、面白かったです。
個人的には留学経験があるので、
世界的有名な大学で、さまざまな国籍を持つ学生たちが集まる良さを感じており、
そのことでビジネスチャンスが世界中に広がる可能性を感じています。
これは、当時の当時の政治的状況により、友人たちを通して歴史を動かすような瞬間を扱っていて、非常にリアルで面白いと思いました。
学生時代は仲の良かった友人たちが、
国籍が違い、政治思想が違うことで、つながったり別れたり、
批判されたり攻撃されたり重宝されたり。。。
国 vs 国だと見えないものが、人 vs 人だと見える。
それぞれの生き方が現れていて、もし自分がその時代に生きていたとしたら、
何を選択するだろうか?と考えさせられました。
戦争がどのように始まるのか?
それが痛いくらいにわかる話で、
それを取り巻く関係者の様々な葛藤がよく現れていて、
歴史をただの事実として扱うのではなく、想いと合わせて見ることで
より理解が深まるなと感じました。
タイトルなし(ネタバレ)
チェンバレン首相の行動を良しとしているのか?
どちらにしても、ロシアとウクライナの戦いを例えているのは明らかだ。
つまり、和平交渉の無駄な事を言っているように聞こえる。
確かに、この時のチェンバレンの判断は間違っていたかもしれないが、今般の戦争は、終わらせる事が一番大事な事。それが、色々な意味に於いて急がれる。
過去にあった争いを使ったフィクションなのだから、ついでに『暗殺者』になっていれば、後一時間位映画は延ばせて、フィクションだから、言いたい事言いまくれば、もっと面白かったかなぁ?
これでは、ただのプロバガンダ映画でしかない。
見る人の殆どがロシアとウクライナの戦争を意識するからだ。
重なる…
ヒトラーがプーチンに、そしてそれに突き動かされるドイツが今のロシアに。歴史は繰り返されるし、人間は学ばないのか、小国が危険な状況に陥ったとき、大国は何もしないで、世界大戦を恐れて、できないでいるだけなのか。。映画は実話ではないが考えさせる内容だった。
史実が好きな方なら必見
歴史は見ている
History is watching us.
ヒトラー暗殺を企てるシーンのセリフ。
ノンフィクションだが、これが実行されていたら歴史は大きく変わっていたはず。
ロシアがウクライナに侵攻して1週間以上。
ヒトラーがプーチンと思いっきり重なってしまう作品である。
We don’t choose the time we live in. The only choice we have is how we respond.
ポールがヒトラーと2人っきりになれそうなポールが、ヒューにこう言う。
生きる時代は選べないが、幸い生き方は選べるのである。
いろんなこと考えさせられた作品である。
チェンバレンさんも楽観的過ぎたのか。
21世紀に誰もこんなことを始めるはずがないと思っていた私達のように…。
途中とエンディングでも流れる曲が印象的。
オックスフォード大学に在籍していたイギリス人とドイツ人の二人の卒業...
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