「AI反乱の恐怖から逃れる旅」マザー/アンドロイド Yukさんの映画レビュー(感想・評価)
AI反乱の恐怖から逃れる旅
いつの日かAIが人類に対して反乱を起こすのでは、という懸念はなぜだか現実味があるような気がしてしまう。この理屈を超えた恐怖を上手く利用したドラマ。
しかしアンドロイド云々は単なる舞台設定であって、ゾンビでも宇宙人でも何でもよかったのかも?アンドロイドが人類に反乱した理由とか、対決の顛末は殆ど語られないので、すっきりしない。
出産を控えたカップル2人の関係と厳しい旅が主題。港での決断は何とも苦々しく、SFスリラーを期待した観客にこんなもの見せるのは反則だと言いたくなる。
子供を持つ人なら胸に迫るものがあるが、それを除くと、あれ?結局何を描きたかった?という、もやっとした中途半端感は否めない。色んな人が脚本に口を出していじり過ぎたような感じ。
主役の女の子はよく見かけますね。
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