「子の責任は親の責任」修羅の世界 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
子の責任は親の責任
任侠道を突き進むヤクザと、彼を慕う舎弟達が組の教えに反する勢力と対峙する話。
初代から麻薬は御法度を背骨にしてきた横浜を仕切る龍安組に麻薬の気配が漂う中、武闘派の毛利が四代目から息子に行儀を付けてくれと託され巻き起こっていくストーリー。
少し変わった組織形態でありどういう位置付けかは不明だが、円月を慕う側近で汚れ仕事を引き受け人望も厚い毛利のハードボイルドさ加減は、超超超固茹ででもうガチガチの岩みたいな茹であがり。
キャストにはお笑い芸人が使われていたりして、どうなのかな~とは思っていたけれど、今時みられない程のガチガチヤクザに腐れヤクザ、そして半グレ少々の切った張ったを見せ続けていく物語で、人名の呼称が人によって異なったりして迷いそうなところはほんの少しだけあったし、警察の存在がほぼ皆無だったりするけれど、ストーリーも言っていることも、スジが通っていて判りやすく、とても面白かった。
そして、客席にも強面の方が多かったw
コメントする