「今の時代、死期を知る事は悪くないのかも」生きる LIVING カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)
今の時代、死期を知る事は悪くないのかも
今や健康に生きて命をまっとうする事は難しい世の中なのでしょうか
寿命は延びていますが、その最後はどんなものなのだろうか
この彼、死を知ってから生を生き始めやるだけやって命をまっとうしたように思います
ある意味、幸せな生き方であり死に方だったでしょうね
けっして自宅の布団の上で死ぬ事が幸せな死に方ではないようです
私も山で最後を遂げられたらそれはそれで良い死に方かも
家族が大変な迷惑を被ると思うのでやめときますけどね
『PLAN75』と『ロストケア』を見た時に頭の中がぐしゃぐしゃになり生き続けることに魅力も気力も失いかけてきた時にこの作品を見る事が出来てとてもラッキーでした
死を嘆く作品ではなく生きることへのエールのような作品なのだと受け止めました
この市民課になぜ?若者が二人いるのかも大きな意味があるのでしょうね
若い頃には分からなかった黒澤映画もほんの少し理解できてきているのかな
Mさん
ありがとうございます
理想を言えば映画館でも山でも自分の好きな場所で死ねたら良いなと思ってしまいます
実際にはとても迷惑な話ですけどね
「アルピニスト」ですね
是非とも見てみたいです
ありがとうございました
みかずきさん
ありがとうございます
歳を重ねると出来ないことが増えてしまうものです
だからと言って多くを諦めるのはもったいないですよね
やりたいこと貯金をどんどん増やしていきたいと思います。
山が好きなんですね。
山はやっぱり、帰ってきてなんぼなので、山でというのは賛成できないですが、例えば映画が好きな人が映画館で死ぬというのも他の人の迷惑を考えなければ幸せな生き方なのかもしれませんね。
「アルピニスト」は見られましたか?
とてもよい映画です。もし、すでに見られていたら、また感想でも書きますね。
共感ありがとうございます。
そうですね。本作、生きることへのエールでしたね。
若い二人、特にマーガレットと主人公との対比が効いていました。
UFOキャッチャーを主人公とマーガレットがやるシーンが印象的でした。
無心でやるマーガレットに対して、難しいを連呼して結果を考え過ぎる主人公。若い時には無心で挑めたものが、その後の人生での経験がブレーキになっていくんですね。ブレーキは生きる術になりますが生きる活力は失われます。
明確な目標を設定して結果を恐れず行動することが、生きる上で大切なことだと本作は教えてくれます。何歳になっても、挑むこと、行動することを心掛けたいです。
では、また共感作で。
ー以上ー