劇場公開日 2023年3月31日

「黒澤明版「生きる」との印象の違い」生きる LIVING ニコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5黒澤明版「生きる」との印象の違い

2023年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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ニコ
みかずきさんのコメント
2023年4月21日

コメントありがとうございます。

流石、ニコさん。
やはり、イワン・イリッチの死は読まれていたのですね。
天才は天才を知るという諺通り、黒澤明監督はこの本を観て感じるものがあり、映画化したんでしょうね。

では、また共感作で。

ー以上-

みかずき
みかずきさんのコメント
2023年4月20日

博識なニコさんなら御存じかもしれませんが、
黒澤明監督版はオリジナル脚本だと思っていたのですが、原作まではいきませんが原案はあるようです。
トルストイのイワン・イリッチの死です。

原案:トルストイ、監督:黒澤明、脚本:黒澤明、橋本忍、他1名

凄い組み合わせですね。

機会があったら、原案、読んでみたいです。

では、また共感作で。

ー以上ー

みかずき
Mさんのコメント
2023年4月8日

本、読まれたそうでよかったです。おもしろかったでしょ。
2つの映画の一番の違いはやっぱり選んだ曲の違いかなと思いました。

M
みかずきさんのコメント
2023年4月7日

お久し振りです。
いつもながら、冷静で鋭いレビューですね。

おしゃる様に、概ね、原作に忠実ですが、私が気になったのは以下2点です。

原作は、葬儀のシーンが長いです(当時、長すぎると批判があったようです)。主人公に関わった人達が白熱した議論の末に、これからの指針が合意されます(昔の作品なので記憶が曖昧ですが)。一方、本作では、葬儀、その後のシーンは淡々としています。淡々とした議論から、これからの指針が合意されます。

従って、現実的な着地点は、原作の方が重く強く伝わって来ます。日本人向きです。意外性は両作とも少ないです。それまでの作品の雰囲気から推測できます)。

主人公とマーガレットがUFOキャッチャーをするシーンが結構ポイントになっている気がしました。やる前から難しいを連呼する主人公に対してマーガレットは躊躇しながらも無心に挑んでいきます。ネガティブな主人公とニュートラルなマーガレット。結果に対する二人の考え方の違いを象徴しているシーンだと思いました。

転職も同様ですが、結果に囚われず無心に挑んでいく。結果を恐れ事なかれ主義になっていた主人公に決定的に欠落していた考え方だと思いました。

では、また共感作で。

ー以上ー

みかずき
ニコさんのコメント
2023年4月5日

Mさん、コメントありがとうございます。
非常に興味深い本のことを教えていただいてありがとうございます。
探して読んでみたいと思います。

ニコ
Mさんのコメント
2023年4月3日

それぞれのよさがありましたね。
このレビューで、その違いが整理されていて、わかりやすかったです。
「ゴンドラの唄」あっての「生きる」かな、という思いは持ちました。あの歌詞が、心に響いて来ました。
相沢直樹さんの「甦るゴンドラの唄」という本があります。ご一読とまではいかなくても、図書館で気になる箇所を眺めてみるとおもしろいですよ。(メインは曲の方ですが、当然映画の話も出てきます)

M
talismanさんのコメント
2023年4月3日

黒澤「生きる」見ました。空気感が全く異なっていました。見てよかったです。ニコさん、ありがとうございます。

talisman
ガゾーサさんのコメント
2023年4月2日

UFOキャッチャーそんな前からあるんですね!慌て手自分のレビュー直します(笑)

ガゾーサ
満塁本塁打さんのコメント
2023年4月1日

ニコさん情報イイねありがとうございます。☺️私の膀胱もお礼を言っておりました。有料パンフの 書きぶり が 最後の最後に みたいな紛らわしい表現、確かに、最終的に新米職員アツアツカップルですが、エンドロール後の疑問が晴れて、私の頭脳🧠も膀胱もスッキリしました。おっしゃるとおり地味でコツコツ。誇りを持って欲しいです。イギリス様はナチスの空爆、バトルオブブリテンで大被害を被りましたが、大惨敗の惨めな日本の戦後昭和20年代と、戦勝国イギリス🇬🇧紳士様ではスマートさが違うかと思いました。ありがとうございます😭😭😭

満塁本塁打
talismanさんのコメント
2023年4月1日

ニコさんのレビューで、黒澤「生きる」を見よう!と思いました。UFOキャッチャーには私もえー!とびっくりしました。黒澤の方にはまさかUFOキャッチャーはないだろうと思いましたが、元部下の彼女の勤め先はぬいぐるみを作る工場なんですね。同じぬいぐるみでも、作る人側とキャッチャーで捕まえる人側は違いますね。大戦の勝利国なのか、敗戦国なのか。この違いは物語「生きる」にとって外せない背景、要素だと思います。

talisman