「デリカシーに欠ける作品」すずめの戸締まり Yasuki Uenoさんの映画レビュー(感想・評価)
デリカシーに欠ける作品
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あくまでファンタジー、青春成長譚としては悪くない作品でした。相変わらず、映像美も素晴らしい。ただ、東北地方、神戸、東京の震災(特に前の二つ)を体験、体感した世代には、軽々と取り上げる本作はデリカシーに欠けると言わざる得ません。それを取り上げる野心は良しですが、まったく感情移入できませんでした。
追伸: ちょうどハウルを改めてみました。扉の向こうの世界が異世界なのは古今東西あれど、ジブリがヒントなのかな?新海さんには少しガッカリ。
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