「2022/12/11 @MOVIXさいたま テーマとして扱うにはま...」すずめの戸締まり すずかけさんの映画レビュー(感想・評価)
2022/12/11 @MOVIXさいたま テーマとして扱うにはま...
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2022/12/11 @MOVIXさいたま
テーマとして扱うにはまだ早かった気がする(時間が経過すれば良いという問題でもないが)
特に最後の最後の幼いすずめと現代のすずめが出会うシーンは、まだ震災の傷が癒えずにいる人も多くいる中で、良い話として書きすぎていると感じた
気になる点、納得いかない点も多くあり、
・自分の命よりも相手を大事に思うには出会って五日間は短すぎるのでは
・家出少女を誰も親や警察に連絡せずに匿う
・関東と関西にいなければならないはずのウダイジン、ダイジンが東に集結しちゃってるけど大丈夫?
・すずめの叔母にウダイジンが乗り移ったわけは?
・草太の両親は?
・スナックで働いていた女性がダイジンについて問われた時に答えた見当違いな答えについて
・戸締師って他にはいないの?
・「戸締師だけでは食べていけない」ということは少なくともどこかからお金出てるの?
など
このうちのいくつかは入場特典の冊子で解明されていたのだが、出来れば映画本編で説明してほしかった
良かった点は災害を風化させないためにアニメ映画という形で後世に残していける点、映像が綺麗、演技に違和感がないなど。
せめてキャラクターを好きになりたいと思って見に行った作品だったが、キャラクターはテンプレートに当てはめたような誰もが好きになる普遍的な魅力しかなかったのは惜しかった。もっとオリジナリティがあればなお良かった。
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