「どんどんダイジンが可愛く見えていく」すずめの戸締まり バタピーさんの映画レビュー(感想・評価)
どんどんダイジンが可愛く見えていく
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猫のダイジン。はじめは目がデカくて怖い。。という印象だったけど、ダイジンの感情を知っていくほどに可愛さと愛おしさが増していく!!
そしてダイジンとすずめの関係は、すずめと叔母さんの関係に類似する点が多いことがわかった。(映画を見終わってから。)
冒頭、「うちの子になる?」とすずめが猫に言った瞬間、猫はソウタを排除しすずめのことが大好きになってしまった。
一方、中盤で明かされる東日本大震災直後のシーン、叔母さんはすずめに、「遅くなってごめんね、うちの子になりなさい」と言い引き取ることを決意する。
また、スマホの情報を駆使してダイジンを探すすずめ、そのすずめを探す叔母さん。
そして、「あなたなんかいなければ。。。」とダイジンに言ってしまったすずめとすずめに言ってしまった叔母さん。
あなたがいなければ、もっと平穏な普通の幸せを手に入れられたかもしれない。
でもあなたがいたから、新しい大切なものを見つけられたんだ。
というようなサブメッセージ的なものも受け取れた。
面白いトリックだなと思い、映画鑑賞後に高揚感はさらにアップしました。
テイストは少し違いますが、「君の名は」を超えるポテンシャルを持つ映画だと感じました。
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