「美しい、でも、恐ろしかった・・」すずめの戸締まり zuzuさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい、でも、恐ろしかった・・
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レビューが良かったのでみに来ました。美しい映像に引き込まれ、絶望の中で、希望のメッセージを受け取りました。
その一方で、どうしても気持ちの悪さが拭いきれませんでした。
それは「人柱」肯定するかのような印象を受けたからです。天災は人類が神を怒らせた為におこる、その怒りを鎮める為に生贄を捧げる必要があると。
信心深くないのでよくわかりませんが、
私には信じられない程恐ろしく、とても受け入れられないものでした。
新海監督の前作で、天気の子を観ましたが、やはり人柱、生贄的な要素を感じました。
汚れた世の中を改善する為の唯一の方法として、誰かが誰かを人柱に立てなければいのか、
そう信じる選択をしなければならないのか、
人々の魂が歪んだから地震や天災が起きるのが、
そう信じることが良いことなのか、、
等等、
多くの疑問を投げかけてくれました。
この映画を観て、私の心は全てNOだと感じました。
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