劇場公開日 2022年11月11日

「優れた描写とずさんな脚本」すずめの戸締まり たくさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5優れた描写とずさんな脚本

2022年11月17日
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 前二作とくらべ、よりファンタジー色を強めた一本。リアルな街並みと非現実的な存在との融合は見事で、見ているだけでも楽しかった。一方、なぜキスで氷が溶けるのか、そもそもなぜ椅子にする必要があったのか、など混乱する点が多く、物語に入り込めなかった。

 すずめが冒頭から自分の命に頓着しない行動をとることの原因が、実は震災孤児になったことによるサバイバーズギルトだったという展開は面白かった。

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たく