「すずめの向こう水さに救われる。」すずめの戸締まり Tomo Sさんの映画レビュー(感想・評価)
すずめの向こう水さに救われる。
大人なら大人じゃなくても人によって迷って立ち止まってしまう局面でもすずめはただ一途に目の前のことに向き合い突き進む。その姿に心が動く。
戸締まりのたびに息を呑み、観終わった後は脱力。
気がつかないうちにそのくらいのめり込んでいた。
あとから"あれってどういう意味だったんだろう"とか"このシーンって?"と自分の中で考察して消化したくなるものが余韻を残してまた観たくなる。
あと各地の描写が精密でその地に息づいている人たちの温かさや生活が感じられ旅に訪れた気分になります。
(ただ一つだけ。3.11や地震での災害がトラウマになっている人はしんどい気持ちにかもしれない。)
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