「美しく脆い世界」すずめの戸締まり 渡部匠さんの映画レビュー(感想・評価)
美しく脆い世界
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1人の少女の珍道中から、シリアスでおとぎ話のような展開まで非常に見ていて新海誠作品ならではの美しい現実感を味わうことができた。
ラストのここに繋がるのかあ!というところは思わず声が出てしまう。
巡る町で出会う人々も魅力的で温かく、なんだか地方を旅行してみたくなる気持ちになった。
おばさんの本音が爆発するところがリアルで痛みが伝わった。
深海作品の描く都会はなんだかリアルでしみじみとする。
内容的には文句はないが、これといってハードルを大きく越えたような感覚はなかった。
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