「見ず知らずの人々が勝手に自分の家で鍋パーティを始めて、「楽しかったでしょ?」と言われるような映画。」すずめの戸締まり タニポさんの映画レビュー(感想・評価)
見ず知らずの人々が勝手に自分の家で鍋パーティを始めて、「楽しかったでしょ?」と言われるような映画。
正直に書きます。
とても辛かったです。
観たことに感動というよりも、観終わったことに感動しました。
そのぐらい辛かったです。
震災のことを扱っていますが、
それをわざわざロードムービーのエンターテイメントにする
その必要性を全く感じませんでした。
閉じ師が閉じれば、防げる???
そんな幻想の世界を描いて何が楽しいのか全く分かりません。
とても不快でした。
そして映画としても全く新しい「発明」的要素を感じられませんでした。
例えるなら、
見ず知らずの人々が勝手に自分の家にやってきて、鍋パーティーを始めて、「楽しいでしょ?楽しかったでしょ?」と言われるような映画でした。
不快です。
人によっては、だんだんと楽しくなってしまい、許せてしまう人もいるでしょう。
僕は違いました。
しんどい映画でした。
-999999999999点。
という感じでした。
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わに川さんのコメント
2025年12月2日
評価に値しない映画ですよね。
あの大震災で亡くなった多くの人たちの命を何だと思ってこんな空想映画を作ったんでしょうか。
一体、被災者の誰がこの映画で癒されるんだ?!って思い、心の底から軽蔑しました。
今後この監督の映画は、例えヒット作であっても絶対に観ることはありません。


