「量産型産業映画。ぺらぺらで若年層向け。これで震災を題材は軽率では」すずめの戸締まり おにさんさんの映画レビュー(感想・評価)
量産型産業映画。ぺらぺらで若年層向け。これで震災を題材は軽率では
2年程度でポンポン出てくる程度の内容だなといった感じ
一つ一つのテーマは分かるが、特に真に迫るような題材でもないし内容でもないので、ペラペラ、軽いなーという印象以外は持ちにくい
新海誠作品は割とひどい評価なものが多いが、時間を経て間の取り方などだんだん映像技術は上手くなっている模様。靴の表現など分かりやすいものが多く、若年層向けとしては良いのではないでしょうか
ただ震災という被害者が甚大だった大災害を題材にしたのに、しょうもない恋愛物語を作ってしまうという無神経さには閉口してしまう
一応少女の成長の物語のような側面もあるものの、安っぽい内容でしかも恋愛要素付きっていうのを、実際の震災被害者がみたらダシにされたとカチンとくるのではないかと思う
とりあえず重そうな話題添えとくか程度の認識で作ったのかもしれないが、映画なんだから代替え表現すればいい話だし、さすがに軽率、正確に言えば安っぽい、安売りにしか見えないかな
どう考えても設定ありきのダイジンの名称もどうにかならんかったのか。まさに興覚めなんだよなぁ
いきなり椅子にされる件も、ご都合主義の中のご都合主義といった感じ
取ってつけたような叔母のブチギレシーン
丁寧さのかけらもない。巨匠に見せたら怒られちゃうね
歴史的に九州と東京にあった2本の要石を、
2本とも東北に刺してめでたしめでたしなのは、流石に草なんだよなぁ
暗に東北どうにかしろよと言っている悪意にも見えてしまう安易さ
お仕事でやるのはいいけどもうちょっと繊細な心持った方がいいんじゃないか
行ってきますはやたら強調するのに、ただいまは無いっていう
行ってきますとただいまはセットなのに、黄泉の国行ったら行きっぱなしで帰ってきたら男とイチャイチャ
流石に震災被害者に怒られても仕方ないね
人間に戻る意味も分からないし
まああれだ、芹澤はいいやつ