劇場公開日 2022年11月11日

「エンターテインメント作品ではない」すずめの戸締まり 名無しさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5エンターテインメント作品ではない

2022年11月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

伝えたいことは何となくわかる(全くわからなくはないレベルだ)が、今回の題材、モティーフを、新海誠という作家でなければ生み出せないカタチ、表現で私たち観客に届けられたかというとそれはなかったように思う。
むしろこれからのスランプがあってこそ、10年後、庵野さん宮崎さん今敏さんのような自信のある表現ができるようになるのだと思う。
コンスタントな創作は彼らであってもなかなかに難しいものだ。
ちなみにタイトルのエンタメ作品では無いというのは、“どっち”をやりたいのかが明確では無いため、エンタメ作品とは言えないということ。
周りの感想で多かった、鑑賞後、“心に何も残らなかった”というのが個人的に同感だった。
今作に関しては詳細な感想は書きたくもなく、評価不可だが、数十年後に期待して星1.5。

否定的なレビューになりましたが、新海作品は好きです。

れんまやろー