「とはいえ結局好き」すずめの戸締まり もへじさんの映画レビュー(感想・評価)
とはいえ結局好き
なんだかんだでやっぱり好き、という感想には落ち着いて良かった。トータルとしてやってることと、面白さの種類は、君の名は→天気の子と同質な感じ。廃墟=想い出の集積とか、扉という機能そのものが持つポエムな部分とか、それはそれで個人的に刺さるポイントではあったけど、主人公が個人として災害に向き合う構図というかモチベーションへの共感としては、要石に絡む葛藤とか言動とかピンと来ない点も多く、過去2作よりちょっと納得感が薄い。
最後の語り掛けシーンでは今作でも「大丈夫」という言葉を置いて欲しかった。文脈的にも置けた筈だけど、あえて使わなかったのか、そこまで意識してないのか。意識してない筈は無いんだよな。。
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