劇場公開日 2022年11月11日

「予告を観た予感通りの出来」すずめの戸締まり KOMA19さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5予告を観た予感通りの出来

2022年11月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

前提として自分は新海誠作品の「君の名は。」や「秒速5センチメートル」は傑作だと思っています。その上で、前作の「天気の子」は凡作だと感じていました。本作は予告の段階で嫌な予感がしており、劇場で観るか躊躇していましたが鑑賞しました。映画の出来は開始5分程度で大体分かりますが、始まりからして嫌な予感は的中でした。まずストーリーが滅茶苦茶です。震災にスポットを当てる事には全く悪いと思いません。主人公や脇役達の行動がどう考えてもあり得なすぎだし、終始ご都合主義が続いてもはや苦笑するレベルでしらけます。音楽に関しても君の名は。>天気の子>本作と劣化感が否めなません。一曲も耳に残る曲がないんです。風景映像は綺麗ですが、新海作品を観たことがある人なら同じような映像を観たなと感じるでしょう。同日に鑑賞したブラック・パンサーが良作だったため余計に酷く感じたのかもしれませんが、本作を高評価にしている人が多いことに愕然とします。自分には新海監督の才能は枯渇したとしか思えませんでした。

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KOMA19