「災除去の旅立ちとその土地の方々との出会い、主人公すずめの母の死の葛藤」すずめの戸締まり シネマスターさんの映画レビュー(感想・評価)
災除去の旅立ちとその土地の方々との出会い、主人公すずめの母の死の葛藤
クリックして本文を読む
主人公スズメはある日、大学生ソウタとの出会いをきっかけに震災の元凶であるミミズを扉を閉めて封じるため、九州から東京にかけて旅をしていく。自分が目覚めさせてしまった災封印像が猫に姿を変え、各地の災いをおこすこととソウタが椅子にされ戻してもらうことがこの旅の本筋だが、行ったその土地の方々とのふれあいによって、スズメは支えられ東京まで行くことができる。
見どころはまさに背景絵と物語のスピード。新海監督作品はどれも風景、景色が繊細でおそらくアニメの中でもこの分野は上位。物語も過去作のように地方・田舎から都心へ移動していき、わりと早く物語は進んで行く。途中笑かしポイントもあり初見では面白いです。
ただ私個人的に思うところは、正直この物語の各設定の理解がよくわからなかったです。スズメは前に扉を開けていて高校生までミミズを見ずに過ごしていたり、いきなり椅子に変えられてるので急にレベル高い非現実が発動したりと若干そこに違和感に近い感覚がありました。声の演出は特に問題は見受けられませんでした
コメントする