「期待外れだった」すずめの戸締まり kayoさんの映画レビュー(感想・評価)
期待外れだった
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ものすごく楽しみにしていたので、ワクワクしながら鑑賞。
話は事前に知っていたものの、それ以外にもたくさん要素があるんだろうと思っていたら、そんなことはなく、災いを封じ、あの世に行った草太を助けて丸く収まる。
ダイジンやサダイジンの役目やなぜすずめにこだわっているのか、草太に対する恋心など、もっと説明してくれていたら深みが出ていただろうに、内容が薄いな~という感想を持った。
震災に対しての思いがあまりなく、そういうシーンを見てもどこか違う世界の出来事として感じるから、余計にストーリーに面白味を感じないのかもしれない。
災いを封じる・・・人間からすると災いなのかもしれないが、地球はたまた宇宙全体からすると地震や噴火は単なるサイクルにすぎない。自然のサイクルなので防ぎようがないから、なるべく死なないように備えるしかない。
草太の人柄がもっと丁寧に描かれていたらもう少し深みがあったのかなぁ。
声優のアイドルも上手とは言えなかったし。すずめ役の方はとても上手だった。
ただ、新海監督の言いたいことは十分伝わってきたし、迫力があるので観るなら映画館をおススメする。友達に勧めるとするなら、金曜ロードショーでいいんじゃない?というかな。
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