「感動する、考えさせられるいい映画」すずめの戸締まり KTさんの映画レビュー(感想・評価)
感動する、考えさせられるいい映画
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切なく良いストーリー。
ヒロインすずめの生い立ちは、東北大震災で被災した人々の声を代弁しているよう。
また、すずめ同様ストーリーのキーパーソンになる猫のダイジン。
草太を椅子にしてすずめと草太を翻弄するダイジンには怒りも湧いた。
しかし、ダイジンノ正体は日本の地震から守る要石。
人間の草太を椅子に化けさせ要石の役割を押し付けたのは、今の世の異常気象などの自然からの災害を防ぐのは人間である、という新海監督なりのメッセージ。
とは言えダイジンの「すずめの子になれなかった」という一言は観てる側としても辛いものがあった。
自然は純粋でいたずら好き、だが人間が何が要石か忘れたならば人に返ってくると考えさせられる作品。
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