「マルチバースでは無かった。」すずめの戸締まり イーグルさんの映画レビュー(感想・評価)
マルチバースでは無かった。
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公開前のキャッチフレーズで「全ての世界と繋がってる〜」とかなんとかがあったから、新海誠作品のいずれかとクロスオーバー的な展開があると思ったけどそんな事は無かったです。
むしろ瀧君も帆高も出なかった。神木隆之介さんは良い歌声だったけど。
「君の名は。」や「天気の子」のように【災害】を作品内の面白さに変えれるのはやはり新海誠しかいないと思う。
下手すれば「不謹慎」とか五月蝿い連中が現れるから。
すずめの雪の中の描写で北海道のどこかと思ってたけど、東京から北上して、日記の日付が3/11で止まったのは少しゾクッとした。"アレ"を見たまんま絵に残すために黒く塗り潰す人を聞いた事があるから。
「いってきます」を最期に消えてしまった人達にお悔やみを。
「ただいま」と言える、「おかえり」と言われる現在に感謝を。
以下鑑賞ポイント
・揺れに気づかないバスケ部
・すずめの部屋に「赤毛のアン」
・インフルエンサーのダイジン
・入浴シーンはカット
・マクドナルドをこぼさない全自動AI搭載椅子
・ポテトサラダ+焼きうどん
・旅費がエグそうなすずめさん
・ミミズの上なら飛べる
・萎んだダイジン
・思ったよりデカいウダイジン
・「ルージュの伝言 神木隆之介ver」
・ショック療法のオープンカー
・黒塗りの3月11日
・???「おい その先は地獄だぞ」
・キンキンに冷えたソウタさん
・過去と未来の交錯
・ガムテープ補強 お別れのハグ
・再会の「おかえり」
今回は人間と椅子だったから、目に見えた恋愛描写が少なめだった印象。
次回はガッツリ恋愛物を見てみたいかも。もちろん「秒速〜」のラストみたいにならないような笑
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