「夏に見るべき映画」サバカン SABAKAN keさんの映画レビュー(感想・評価)
夏に見るべき映画
あらすじを読んで想像していたよりも淡々とサクサク進む。でも、それがいい。
こどもにとっての世界は、歩きと自転車で行ける範囲。そこからちょっと飛び出すだけでワクワクする大冒険だったことを思い出した。
主役の少年たちが、まだ何者でもない原石の輝きで魅せる中、脇を固める大人たちも良い。最後に持ってく竹原ピストルの父ちゃんと、口うるさいけど愛情深い尾野真千子の母ちゃんは絶品。
出番は少ないながら、深くあたたかな声音で物語に伴走する草彅剛の存在感はいわずもがな。
とにかく、夏が終わらないうちに見てください。
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