「恋の定義と恋に落ちるタイミング」恋は光 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
恋の定義と恋に落ちるタイミング
恋にいたるプロセスは人それぞれ。一目惚ればかりの人もいれば、友達からでないと好きにならない人もいたり、友達の彼女(彼氏)ばかりを好きになる人もいたりして。だから、恋するとはどんな現象なのか、定義は難しい。それこそ人の数だけ理論があってもおかしくない。
本作では4人の大学生が恋したり、恋について議論したりする。キャラが違うから恋の仕方も違うし、異性のどんなところに魅力を感じるかも違う。彼らの恋に落ちるタイミングの違いが楽しかった。その4人を演じている俳優たちがとても魅力的だったからだと思う。
前提として西条の能力(恋してる人は光って見える)があるが、それをうまく使った脚本だった。いや、原作漫画がそもそもいいのか(未読だけど)。そこで光る!?ってシーンはとても面白かった。
個人的には西条と北代のやりとりがお気に入り。最初から最後までニヤニヤしてしまった。西野七瀬の飄々としているのに芯がある演技がよかった。色んな作品を観るたびに彼女の評価が上がってしまう。完全に出演作を観たくなる女優さんになってしまった。
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