「サスペンスありの劣化版エイリアン」シャドウ・イン・クラウド kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンスありの劣化版エイリアン
クリックして本文を読む
空飛ぶ爆撃機で怪物グレムリンと戦う女性兵士の姿を描く。予告編を見た感じだと、銃座や機内で戦う姿はエイリアンと戦うシガニー・ウィーバーとダブってしまっていた。
でも、離陸してからしばらくの間、男たちは声だけの出演で、クロエ演じるモードがなぜ爆撃機に乗ることになったのか、秘密の作戦とは何かを探り探られる心理戦がメインの話だった。まるでサスペンス。
そこにグレムリンが登場し、さらに日本の零戦も登場するというカオス状態に。モードの真意がわかってからは徐々にアクションシーンが増えたので想像していた映画になっていったのだが、どうにも違和感を拭えない。
1人でグレムリンと戦うイメージの予告編だったからかも。「頼れるのは私だけ」じゃないよな。いろいろと助けてもらってるし。それにしても一回機体から落ちて、敵機の爆発の衝撃で吹き飛ばされて機内に戻ってくるってシーンはひどい。苦笑しかなかった。
でも、全体の印象はそんなに悪くはない。やはり、最後のクロエの立ち姿は「エイリアン」のシガニー・ウィーバーを連想させる強さを感じた。
コメントする