「“クロエ・グレース・モレッツ”」シャドウ・イン・クラウド ちゃんけぃさんの映画レビュー(感想・評価)
“クロエ・グレース・モレッツ”
限定シチュエーションのパニック系映画は今や珍しくは無いと思います。
この作品のシチュエーション(舞台)は空です。
空戦や、あるいは機内サバイバルはこれまで多く作られてきていますが、「vs戦闘機」と「vsモンスター」を機の外内両方で同時に強いられる無茶ぶりは初めて観ました。
全体としてのアクションもなかなか見応えがありましたが、それ以上に、映画半ばくらいまで限定シチュエーションの限定度が非常に狭範囲なのが面白いです。
その間見せられるのはクロエの深い演技力です。
そして後半にはその枷が取れて彼女の動的な魅力が解放されます。
この映画はたった一人の無双の引力が約90分間を貫くと言っても良い作品でした。
私がキャッチコピーを付けるならこうかもしれません。
“クロエ・グレース・モレッツーーー!!”
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