「やりたいことができなかった?虚淵氏の作品が好きな人が見た感想」バブル エアーさんの映画レビュー(感想・評価)
やりたいことができなかった?虚淵氏の作品が好きな人が見た感想
ストーリー構成で虚淵氏のやりたかったことは理解できたが映画という企画でだめになった感がある
これがゲームやシュタゲみたいな長編アニメだったならと思うと非常に面白かったなーと思ってしまった
沙耶+シュタゲみたいな話になってたと思う
ゲームとか長編アニメなら序盤に人魚姫というフレーズを出して日常編をじっくり、パルクルーだけの話で終わらせるed(アンダーテイカーを倒して終わりぐらいか?)⇛次のEDとかでシュタゲみたいに少しずつ東京タワーの泡についてや主人公の過去とウタとの繋がりなどがわかっていく(ウタが生き残ってしまうと降泡による世界がだめになるED?)⇛最終的には序盤の人魚姫というワードが回収され本映画みたいに少女一人を犠牲、泡にして世界平和が訪れる(世界平和で大団円は戦争してるぽい人たちが出てたので虚淵氏的にはそうなのかなーと、また姉の正体は前回EDのウタとかにするとかで止めた理由とかも納得できそう⇛ヒビキと結ばれたいからなどの理由とか)
ただ映画という短い枠になったので総集編みたいに色々飛んでたりいきなりすぎる急展開になってしまったという気がした
映像の見せ方とかストーリーの見せ方はおそらく監督によるもの
進撃の巨人の監督!というよりカバネリの監督!となると妙に合点がいき懐かしさを覚えた
(カバネリも色々惜しい作品)
こんな感じで何がだめだった?と考えると色々面白いことがわかりそうな作品でした
豪華スタッフの個性は間違いなく出ているので見方をかえると非常に妄想が捗るものでした
とりあえず、しっかり補完されたゲームやアニメができたらみたいに(できないと思いますが)