「🇸🇪の若者が🇳🇴の大会に参加する迄の映画じゃないの?」ロスバンド マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
🇸🇪の若者が🇳🇴の大会に参加する迄の映画じゃないの?
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子供向けの映画じゃないね。
多くの鑑賞者は『夢を掴み取る青春の素晴らしさ』と言った様に表現するだろうが、それは一部の事だけ掴み取らただけで、完全に問題が解決されたとは言っていない。「問題が解決されそうだ」と匂わせているにすぎない。
しかし、ポジティブに明るい。
同じ北欧のアストリッド・リンドグレーンさんの『長くつ下のピッピ』見たいな感じなのかなぁ?
歌もハードロック一辺倒ではない。流石『ABBA』を輩出した地域だ。チェロをベースに置き換えるなんて凄いよ。
社会と言う周囲を巻き込み、自分の我を通していく。要するに、実存主義社会&個人主義の北欧社会のアイデンティティだと思う。日本人と対局。
実にすがすがしい。
傑作だと思う。
子供向けなんかじゃない。
スウェーデン🇸🇪の若者がノルウェーのロックの大会に参加するロードムービーでしょ?
国境越えたじゃない?
結婚式でスウェーデンなのか?
まぁ、トーベ・ヤンソンさんがスウェーデン系フィンランド人ってのと同じか。
タブーにあえて挑戦する姿に見える。勿論、到達出来る訳では無いが、スプラスティクに平穏な社会がその渦に巻き込まれて行く。その姿をアイロニーとして描いている。
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