「所詮同じ鞘には収まれなかった二人」ヘルドッグス カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
所詮同じ鞘には収まれなかった二人
スタイリッシュな令和の東映ヤクザ映画でした。
岡田准一は日本の至宝ですね。
新宿の交番の巡査長だった過去の事件。アルバイトの女子高生が犠牲になった八王子のスーパーマーケットの事件を思い出しました。まだ未解決?
東鞘会に対する警視庁公安部のボス役の酒向芳が阿部寛主演の異動辞令は音楽隊の楽隊長とダブっていて、ちょうど前の日に音楽隊観たもんだから、ギャップ萌でウケました🙏
北村一輝。貫禄充分。脂が乗って来たよ!よかった~ かっけ~
悪~い松岡茉優もイイですね~
松岡茉優はやさぐれ役の方が好きです。ゾクゾクします。
えぇっ、獣医学部卒?象牙の保護活動の延長でヤクザの女に変身?あれは麻酔薬というより筋弛緩薬ですね。20ccも打たれたら、人間はイチコロですね。そもそも象牙って儲かるの?ワシントン条約てしたっけ?象牙飾って喜んでいそうなのはバブリーな中国マフィアぐらいじゃないの?
おかえりモネで先生役だった坂口健太郎。ワイルドさにはちょっと欠けるイメージなんだけど、最後、可哀想だった。所詮、同じ鞘には収まれない、かりそめのバディだった。狂犬、犬死。
木竜麻生とのイチャイチャ場面。すごい広い億ション3つ?ピラミッドパワーで治癒促進。大学生のバイト仲間のようなあまーい風が吹いていた。
木竜麻生はミスキャストかも。私は眼福でしたけど。
番犬、村上淳も大サービスでした。
ホステスに化けた女ヒットマンよかったですね。埃にまみれた裸体にソソられました。
ニホンのヤクザが抗争にFBI工作員雇うぐらい組織の層が厚くなったら頼もしいじゃありませんか。
さて、最後はあの人。
マッサージおばちゃん。
3分揉んだら、1分休まなきゃ、こっちがやられちまう。
参りました~