「何処まで行ったって猿真似であることには変わりはないのだけれど・・・」ヘルドッグス はるさんの映画レビュー(感想・評価)
何処まで行ったって猿真似であることには変わりはないのだけれど・・・
アクション映画が好きだ。ジョン・ウーの狼たちの挽歌の銃撃戦。そんなに撃ち尽くさなくてもいいじゃないと思えるほどの銃撃に怯えるアメリカの姿を想像したし、アトミックブロンドで格闘技の優雅さ味わえた。しかし、七人の侍のアクションシーンほどの際立ったショットはなかった。
この映画で岡田准一はよく頑張ったと思う。でも、哀しみを心奥深くに刻み付けられた狼の後ろ姿を見せるまでにはいかない。本当のところは分からないが武道に嵌りすぎたからだろう。また、ジョン・ウィックを見すぎた所為かもしれない。
映画の結末が冒頭のシーンから見えてしまう映画は繰り返し観る気にはなれない。
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