「児童映画らしいおねがい」ゴーストブック おばけずかん うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
児童映画らしいおねがい
地域性…なのか?主人公3人組が個性豊か
定番のチビ、デブ、ノッポは分かるが、ハーフまで付いてくる様になった。国際化だなぁ(笑)
強制イベントから始まるおばけ集め(笑)
スタートから子どもたちに大したヒントをやらず始まるので中々ゆったりしている。
便利なおばけを使うシステムに冒頭からひっかけられる子どもたちに、社会ではこんなルールに引っ掛けられる事があると言う寓話的要素も盛り込んで、親子で観られる作品になっている。
町の変形に見られるギミックも最初は「あれ?」と見比べて違いを確認するのが楽しい。
まぁ昨今まともな実写児童映画は観たことがない。
意義はあっても売れないから作られないのは商業主義、映画も商売だから仕方ない。
昔は勉強的な意味合いで大人が子どもに観させる映画が作られていたが、今は子どもが「観たい観たい」と言わせるゲームやアニメの映画化されたものだけが主流…。
それだけにファンタジーではあるもののそう言う意味合いも含めた作品が必要な層には需要がありそうな作品だ。
おばけの使用制限とか制約もつけて、それなりに知恵をしぼるシーンもあり、子どもも楽しんで観られそうだし、親も大体物語の粗筋に見当がつく。
まぁお父さんなら新垣結衣の先生に引率されたいかも知れんが…?
現実にもあんな友達みたいな先生増えそうなきがする…。生徒怒って指導出来ないからこんな先生多くなってる気がする。
ラストはお約束だがちょいと楽しめる日本らしいファンタジー親子でどうぞ。
大人1人で観てもそれなりには楽しかったけどね。(笑)
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