冬薔薇(ふゆそうび)のレビュー・感想・評価
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何事にも理由がある
横須賀の港町で海運業を営む両親のもと、高校を中退し服飾系のデザイン学校に席を起きつつ、ごんたくれな生活を送っている男の話。
ヤクザにもなれないチンピラを筆頭にしたグループの三下で、喧嘩に参戦するもケガをして病院送りになった主人公が、グループを離れても尚、ダラダラ暮らす様をみせていく。
両親や年配の船員達と叔父さんと、みんな自分には興味がない?
友人や従兄弟に対しても不義理だし、自己中でほっとけ!とかいうクセに構ってちゃんな主人公。
何の根拠もなくプライ ドと自己評価は高い典型的なダメなヤツですね…そりゃあ折角のATMも失いますよ。
同年代の人がみたら、少しは魅力があったり共感出来たりするんですかね…。
そんなクソッぷりを大きなエピソードもなくひたすらみせられている割には、みていられるのはテンポの良さと脚本の上手さなんでしょうか。
そして従兄弟の本性からの流れは中々盛り上がったけれど、そこに主人公はあまり絡まず。
そしてそして結局、最後まで中途半端なままで終わりって…主人公に関しては何の波も結末も無いような。
面白かったのにこれじゃあいくらなんでも締まらなさ過ぎた。
伊藤健太郎君復帰映画という事で
気になってました
平日の日中だったからか
年配の女性が多い(私も年配の女性笑)
キャストの皆さんも
派手さは無いですけど
実力派の役者の方ばかりで
初めはこの映画の内容が
荒くれてスレてどうしようもない役柄のが伊藤健太郎君かと思ってたんで
極主夫道の玉木宏みたいに
もっとやつれて凄みがある方がって思ってたんですが
違いますね、今のままで良いのです
行き当たりばったりで中身もなく
流されるままに
なのでやつれてなくていいんです
いくら親が放任だからと
あんなけ無責任になるものだろうか。
それにしても最後
父親とはそんなもんなんだよ。
何一つ伝わってねぇー
観る人に委ねるタイプの映画なんですね
それぞれの生き様が歳と共に出てる
人はなる様になるって良く言いますが
何もしてこなかった人はなる様にすらならない。
喜寿になって後悔して
ひとりぼっちになったって
やってしまったことはどうしようもなくて
だからこそ若い君が気付いて変われるチャンスなのに
嘘ばっかついて、やる気もなく
半グレの真似事。。。
それも自分が選んだ道なら仕方ないのに
選ぶことすらせず、ただ流されてそこに行き着いて
どうしようも無いやつってのはいるけど
詐欺とか人を騙してお金を無心するのが
平気になってしまったら
いよいよ終わりな気がします。。。
母親の
あんた背筋がゾクッとした事ないでしょ
これからなりますよ
気づいた時にはもう遅い
尿意を忘れるほど映画に魅入った
そんな派手な内容ではないのに。
一人一人の人が重い。
たまたま昨日家族の事で重い事があったから
すごく考えさせられた
放任なのか、平和主義なのか、事勿れ主義なのか。
似てるようで全く違ってくるから。
これからの伊藤健太郎くんの活躍
期待します。
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