「俺たち死体雑技団!」ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス MARさんの映画レビュー(感想・評価)
俺たち死体雑技団!
遺体と大切な人を撮影する写真家として活動するトーマスが不思議な少女アナに連れられやって来た村にて頻発する怪奇現象に挑む物語。
初っぱなから、娘の遺体と写真を撮る両親からの首ポキでホラーとしての期待度はMAX!!
やって来た村にて不気味な声を聞く最初の夜のとこまでは中々怖くて良かったんだけど・・・。
純粋なホラーを期待した序盤から一転、間もなくダークファンタジー全開な展開。それはそれで好きだから良いのだけども、奇妙な動きもいきすぎれば滑稽に見えるし、ポルターガイスト連発しすぎはなんなら楽しそうにすら見えてしまい・・・w
それに、呼んでおいてあんたが来た所為だとか言い出すアナや、誰も助けずに去っていくのねとか言い出すマルチャとか・・・写真家に何を求めてんのよ。
そして納屋の死体さん達、フォーメーションキメてんじゃないよwちょっとカッコ良く見えてしまったぞw
そんなこんなで、怖さよりもシュールさが勝ってしまったり、脚色オヤジはどうしたのとかアナって結局何者なのとか何か知らんがずっと協力してくれてる男性2人は何なのとかマルチャ最後逞しすぎだろとか色々気になるところが多かったが・・・
逆に色々と振りきっている様は気持ち良いので、見方を変えればこれはこれで面白いのかなぁ~と思った作品だった。
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