ザ・ビーチのレビュー・感想・評価
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カルト映画化されるかも?
駄作。クズは最後までクズだった。
不気味な感じがずっと続くホラー映画だが、怖いところは皆無。行っていることが支離滅裂で頼りない主人公のボーイフレンドには、最後に一つくらい男らしい所を見せて欲しいと期待していたが、最後の最後までクズだった。短いのが救いか?なんとかオチをもう少し捻られなかったものだろうか?
2度と裸足で海は歩きません
原題は「The Beach House」。ズバリ浜辺にある主人公の恋人の父が所有する別荘に2人でやって来る所から始まる。若い2人なら真っ先に海へ行くかベッド直行なんだろうが、後者の方を選択した様だ。一見仲の良いラブラブカップルに見えるが、どこか心ここにあらずで"無機質"な雰囲気を醸し出している2人なのである。それにもきちんとした原因があるのだが、後半にその設定が生きる事は特に無く、少ない登場人物の中での最大限のドラマパートである。オフシーズンの為別荘地には誰も居ないかに思えたが、2人のやって来た家には何と熟年夫婦が先に着いて生活していたのだ。ベット直行の故にそれに気が付かなかった2人だったが、その夫婦もどこか哀愁漂う夫婦で、物悲しい人物ばかり登場する作品となっている。少しネタバレだが、妻の方は病気であり、「もう良くなる事は無い」という台詞がある事から、余命幾ばくも無いのか、認知症や精神疾患で主人の事も忘れていくのか分からないが、夫の方はというと明るく振る舞っているように見せかけて海に入水自殺してしまう。ゆっくりと歩いていき、段々と岸から遠ざかっていくシーンは何故か印象深い。少し怖いシーンだった。
本編88分程度に対して、ドラマパートが長いせいか、登場人物らの心情はこれでもかと言う程丁寧である。その代わりいざ事が起きてからは展開が早く、理性を失ったゾンビの様な人が現れたり、「遊星からの物体X」の様なぐちゃぐちゃの得体の知れない"元人間"らしき生物だったり、マニア心をくすぐる描写が後半で盛り上げてくれる。出来ればドラマパートが後半に生きないのならそちらは程々に後半パートをもっと描いて欲しかった気もするが、これはこれでそれなりに気に入っている作品である。
グロさ等を求めるような映画ではないが、海岸に打ち上げられた巨大ギョーザみたいな物を踏んづけた主人公の足の裏からミミズの様な生き物が侵入するシーンは思わず顔を背けてしまう強烈っぷりである。それをピンセットで取り出すのだから苦手な人は失神物である。絶対に裸足で歩く様な海なんかに行く前に観る作品ではない。
明確に何がこうなってこういう理由でこういう事が起きたと説明は無く、それよりかは得体の知れない存在と遭遇し、逃げ場もあるのかも分からない、どこまでこれが及んでいるのかも分からないという絶望感、終末感を感じる作品である為、勝手にこちらが考察する必要があるが、実は主人公が大学院に進む事を検討しているという設定であり、「宇宙生物学」を専攻している。これはエイリアンの研究ではなく、宇宙に近い環境、つまり深海に潜む生物がいかにして進化を遂げているのかという物が主な研究内容であるのだが、中盤でこれでもかと丁寧に老夫婦に説明をするシーンがあり、それがそのまま本作の"元凶"の説明になっていると思われる。冒頭を適当に観ていると何のことだか分からなくなりそうだが、なんせスローテンポなので退屈に思える人も多々いる筈である。観客の評価は悪くて、評論家(例えばロッテマントマト)の間では評価の高い作品になりそうな、何とも不思議な作品である。
鑑賞動機:未体験ゾーン5割、ごく一部の評判5割。
何か惜しい。限定された舞台で世界の終わりを感じさせるのは中々良かったと思う。
いっそグロシーンを全部捨てて、ラストを生かすようにするとかでもよかったのでは。ミッチの最後のシーンは怖かったもの。渚にて静かな週末で終末とか。
久々の駄作でお金と時間を返して欲しいと心の底から思った映画
U-nextで1200円で買った映画です。
結論からいうと酷すぎる。。過去一酷いと思いました。
まだ笑いのあるB級ホラーの方が良かったです。
途中出てきた夫婦はなに?彼氏の親は?マリファナのくだりは必要?布石など色々拾えそうなのに、全て無視して最後はえ?終わり?という映画でした。製作費のお金が無かったのかな。。
ホラー要素も微生物の取り出すシーンくらい?正直どのシーンも怖くはない。
物好きな方なら視聴するのはアリだと思いましたが、ホラーを見たいなど少しの期待を持って見る方には全くオススメ出来ない映画です。本気でお金を返して欲しいと思った映画です。
超軟水
人里離れたビーチで巻き起こるホラーな話。
二人で週末を過ごそうと彼氏の父親が持つビーチの近くの家にカップルがやって来て巻き起こるストーリー。
彼女に何したい?って聞いたり、自分の都合だけで休学しろって言いだしたりとクソ野郎な彼氏に始まり、誰も居ない筈の家に人が!?ってなんだか面倒くさい始まり方をして、楽しげでも不穏でもない中途半端な立ち上がり。
そしてフリはあったけれど、半分過ぎるまで何事も無し。
誰も居ないのをおかしいと言いつつ放置するし、始まってからも遅々として進まずテンポが悪いし、始まり方が一つじゃないのはユニークだったけど。
それと、この流れでこのオチだとそりゃそうだ…ってなると思うのですが、もう少し何とかならなかったものかね。
俺も酔うわ
ビーチに余暇を過ごしに来たカップルだが、謎の霧に襲われ大変なことになる物語。
・・・ホント、これ以上でも以下でもないといった感じ。
序盤、なんか知らんが家にいる謎のオバサンの所までは、えもいわれぬ不気味さに包まれてちょっと期待したんだけど、とにかくもっさりした展開と主人公の生物学のうんちくでこちらの眠気はMAX。
後はミッチが海に入っていくシーンとかも妙に気味が悪かったりしたが、結局奥さんの病気とかは物語的にはあんま関係ない?
カップルの上手くいってない感じも特にこれといった味付けになっているとは感じず。
後半なんかは、逆にこの展開をどう落とすのかに無理やり関心を抱いてみたりしたが・・・えぇ。。
まぁこれも、と言うかこれこそが未体験ゾーンたる所以かな。こういった作品の中からたまに出る名作に出逢うのが映画探しの醍醐味だと思いますので。。
あと、演出なのだろうけど画面がユラユラしすぎて人によってはそれだけで気持ち悪くなるかも。
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