ONE FOUR KENGO THE MOVIE 憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語のレビュー・感想・評価
全2件を表示
あっという間の2時間半
サッカー選手のドキュメンタリー映画は初めて観るので、
どんな始まり方をして、どんな進み方で完成されているんだろう?とわくわくしながら劇場へ。
事前に、鑑賞済みの方の声をSNSで見ていたので、
ある程度想像していた部分もあったけど、いざ始まると自然とのめり込んで観れました。
私は普段、海外サッカーを主に観ていて、Jリーグは数回しか観たことがない。日本人の活躍は日本代表でくらいしか知らない、まだまだ勉強中のファンです。
そんな私でも憲剛さんの現役時代や名前も存在も勿論知っていたけど
どんなプレイヤーなのか、どんな言葉を選んでお話をされる方なのか、人柄も… そういったことを知ることがなかった。
引退されてから
最近では解説でお見かけする回数が増えて、
ようやく憲剛さんの人となりを知っていったので
今回この作品を観て印象が変わりました。
憲剛さんのプロ入りまでの道のりや、フロンターレに入ってからの苦労は正直初めて知って、
大学になるまで声がかからなかったなんて、、あの憲剛さんが?という驚き。
それに、川崎と言えばフロンターレしか頭に連想されないくらいに定着していて、フロンターレといえば「超強豪」。
そんなイメージしかなかったから、フロンターレの始まりから今に至までの経過を知って、こちらもがらりとイメージが変わりました。
そしてなにより、憲剛さんの奥様のインタビューはとっても貴重だと感じた。幕引きについてこんな話をしたという話や、怪我の手術をした日の夜中にものすごい数のLINEが届いた話などをされていて、
奥様に全てその都度相談されていたんだなあ。素敵なご夫婦だなあ。と感じたし、奥様もとても立派な方!
今は移籍していなくなってしまった碧くんや、薫くん、怜央くんも映っていたりして、
このメンバー、この時のフロンターレはもうないんだなと思うと、それは今活動しているクラブチームすべてにおいて共通していることだから
今しかない姿を目に焼き付けようと思った。
街を上げて憲剛さんを次のステージへ送り出すサポーターたちの働きや想いにも、胸が熱くなりました。
あんなに大きい引退セレモニーは見たことがない。( ;;)
憲剛さんのお子さんの手紙がまた立派で、、感動しました。
引退した選手の映画ができることもすごいし、そのうち憲剛さんの銅像でも立つんじゃないか?と思うくらいの影響力。いつか憲剛さんが日本代表の監督をされていたりする未来もありそう。と想像してわくわくしています。
憲剛さんはサッカー界に必要な人。それを証明した作品でもあると思う。
個人的に、内田篤人のドキュメンタリー映画もできないかな、と期待しています。( ˘˘ )笑
全2件を表示