「詰め込み過ぎちゃったかな」ハケンアニメ! さえまるさんの映画レビュー(感想・評価)
詰め込み過ぎちゃったかな
クリックして本文を読む
原作好きは実写版映画を観てはいかん。と久しぶりに思い知る作品。
原作の良い所をあれもこれも全部詰め込み過ぎ。
原作では、そこに至る過程を、心情を、丁寧に描いていたからこそ刺さっていた数々の名シーンも、エピソードだけをポンポン並べていくから、表面的になりすぎて、説得力が無くなってしまうのが残念。
全体的にダルダルになってしまって、ホントに勿体ない。無駄が多すぎて、テンポが悪すきました。
あと、制作サイドが儲けを気にするのは分かりますが、観る側は同時期にやってる作品の中で、どっちが視聴率が良くて、関連商品の売り上げが高いかとか、あんまり考えないのでは?イチイチSNSで数字を報告しあう演出が冷める。
普通、その回の感想とか感動とか考察とか、そういうこと書きますよね。あのシーンのここが好き!とか、泣けた!とか、こうきたか~!みたいな。
でも王子監督は原作以上に王子監督だったし、最初は借りてきた猫みたいだった斉藤監督が、後半、武士の風格で試写に向かう対比とかは面白かったです。
コメントする