灰色の壁 大宮ノトーリアスのレビュー・感想・評価
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因果応報
何気ない一言で人生が狂った男の物語。
吐いた唾は飲めないし、日頃の行いや周りの人達に対する接し方も重要だよな。
大抵実話を映画にするといまいち盛り上がりにかけるんだけど、ここまで見やすい映画にするって凄いと思う。もちろん脚色はあるだろうけど。
前半は低空飛行、オープニング曲への入り方は好き。出所後のお礼参りはトントン拍子過ぎて微妙だったが、最後の散髪のシーンが冒頭の断髪シーンと対比になってて良かったな。
主演の奥野は正直いまいちだったが、脇を固める吉村、後藤、木田の3人と部屋長役の高橋が良かったな。特に木田の自然な演技と高橋の狂気を感じる演技が良かった。
アウトロー映画の良作
事実に基づいているという脚本はエンターテインメント性とヒューマンドラマを両立させている。
また、細部におけるリアリティがこの作品の製作者が本物であることを物語っている。
暴走族や不良を扱った作品では現実味の無いファンタジックなものが多い中、現実味を非常に持つ秀逸で稀有な作品。
一言の重み
たった一言で人生が変わってしまう。
言葉の重みについて考えさせられる映画でした。
今の時代SNS等でも簡単に発言できる世の中だからこそ、老若男女問わず見てほしい映画でした!
実話だからこそ、塀の中の世界観や物語がリアルでした!
これがリアルな物語かと思うと更に興味深い
映画館で観ました。
主人公とほぼ同年代の私にとって、時代背景などすんなり入ってきて、映画自体は過剰な演出や美化するようや脚色は少なく、リアルにこだわって作られた映画だと思いました。
これがフィクションではなく1人の男の現実の物語だと思うと更に興味深い映画だとあらためて思いました。
面白い!!
凄く楽しめました
家族で観に行きました。
私自身このような映画は初めてでしたが、
とても観やすく最初から最後まで楽しめました。
老若男女問わず楽しめる内容だったと思います。
キャストの演技に関してはかなり見入ってしまう程の演技力で迫力も凄かったです。
久しぶり映画館で作品を見ました! キャスティングも良く感動ありでし...
久しぶり映画館で作品を見ました!
キャスティングも良く感動ありでした
もう一度見に行く予定でいます!
実話を元に描いたドラマではあるものの・・・・・・・
暴走族総長から一転して少年刑務所に収監された青年の実話をもとに描いたドラマという事ではあるが、ストーリー、個々の設定共にちょっと無理があり過ぎるように思えてならないのは自分だけであろうか!?
実話を元にしているのであれば、よりリアル感を持ってストーリー構成が為されるはずだと思うのだが・・・・・・・・
例えば暴力団対策法があるとはいえ、893の追い込みがこんなに甘いものであろうか? 残した家族が何の援護も無く、こんなに普通に生きていけるものなのか!? 893と警察の癒着が暴露されているにも拘わらず、こんなにあっさりとたいしたお咎めも無く済まされる等々、ツッコミどころ満載で、少々拍子抜けしてしまった。
主人公・吉田正樹演じる奥野壮の奮闘ぶりには一目置くものの、多少デフォルメしてももう少しドラマティックな展開を期待したのは自分だけであろうか・・・・・・・!?
甘口すぎない不良の生き方。
暴走族から夜の世界を泳ぐ。
ヤクザにはなりきれないが社会のレールからは浮いている人生。そんな世界に真っ当な正義や友情や優しさなんてあるはずも無く、そもそも美学なんて信じていたらそもそも不良なんてやってない。食うか食われるか。出し抜くか裏切られるか自分の人間力だけが頼りの世界。
それなのに最近の不良映画の甘いこと。
この映画は泥臭く、少年院のジメジメした空気もしっかり描く。人間の欲望に塗れた夜の世界を生き抜いた主人公の生き方を覗いて追体験をした気分に浸れた。
浅はかな人にはついていっちゃダメ
埼玉県の暴走族の抗争から、放火の教唆で刑務所に行った男の話。
1993年岩槻で勢力争いを制したグループのリーダーが、OBとなった98年に後輩のトラブルの面倒をみたことで巻き起こっていくストーリー。
ハメられたって言えばそうだけど、やったことというか言ったことや、そういう空気や関係を作り上げていたことも事実な訳で、警察のやらかしは一人だけ捕まったってところだけですね。
面会での説明ゼリフでは理解していた様にみえたけれど…。
オープニングタイトルまでの件、刑務所の件となかなか面白かったし、その後の流れも個々にみると面白いのだけれど、そうなるなら刑務所の中の件は丁寧過ぎるし、最後に急に流れを戻されても感動なんか出来ないし。
パート毎にみればかなり面白かったけれど、ちょっと空気感が行ったり来たりでチグハグな感じがして、何をメインにみせたいのか、イマイチ釈然としなかった。
奥野壮がカッコよかった
暴力団・青葉会が支配する大宮で、暴走族たちが抗争を繰り広げていた。県内一の勢力を誇る桜神會の吉田正樹(奥野壮)は、青葉会とグルの警官に嵌められ、仲間を助けるためひとりで放火を指示した罪で自供調書にサインして刑務所に送られた。正樹が居なくなったため、桜神會のメンバーは次々と青葉会に取り込まれ、妻さゆり(紺野彩夏)や娘も金を巻き上げられてしまい苦労している事を知った正樹は、一刻も早く出所しようと模範囚になり1年早く仮釈放となった。そして裏切り者たちにおとしまえをつけようとする話。
相手の思いも考えず自分だけの思い込みで行動するなというメッセージが有り、生き方について考えさせられる良い作品だった。
実話ベースのフィクションらしいが、正樹役の奥野壮がカッコよかった。
刑務所の看守役の陣内孝則と妻役の紺野彩夏は普通に良かった。
刑務所で4人部屋の690番が残念!の波田陽区に似てて、憎らしいほどの悪役が名演技で良かった。
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