劇場公開日 2022年2月25日

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「奥野壮がカッコよかった」灰色の壁 大宮ノトーリアス りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5奥野壮がカッコよかった

2022年2月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

暴力団・青葉会が支配する大宮で、暴走族たちが抗争を繰り広げていた。県内一の勢力を誇る桜神會の吉田正樹(奥野壮)は、青葉会とグルの警官に嵌められ、仲間を助けるためひとりで放火を指示した罪で自供調書にサインして刑務所に送られた。正樹が居なくなったため、桜神會のメンバーは次々と青葉会に取り込まれ、妻さゆり(紺野彩夏)や娘も金を巻き上げられてしまい苦労している事を知った正樹は、一刻も早く出所しようと模範囚になり1年早く仮釈放となった。そして裏切り者たちにおとしまえをつけようとする話。
相手の思いも考えず自分だけの思い込みで行動するなというメッセージが有り、生き方について考えさせられる良い作品だった。
実話ベースのフィクションらしいが、正樹役の奥野壮がカッコよかった。
刑務所の看守役の陣内孝則と妻役の紺野彩夏は普通に良かった。
刑務所で4人部屋の690番が残念!の波田陽区に似てて、憎らしいほどの悪役が名演技で良かった。

りあの